見習い百姓のつぶやき

宮仕えも一段落、半農半Ⅹを本格化。農的暮らしとさまざまなⅩを悩んで、楽しんで一歩づつ。

向精神薬、そもそも人に処方する?

2017-05-15 12:52:44 | 持続可能な医療・福祉

 もう少し時間があったらなあ(^^;;
 一昨日の昌子先生の教え子で、昌子先生が全幅の信頼を置き、自分がいなくなってもこの人をご指名くださればと紹介された国光美佳さん。
 昨日の「クスリの講演会」では、感動的な数件の事例報告と会場からの質問にお答えいただきましたが、もう少しお話していただきたかった。

向精神薬、そもそも人に処方する?
 何度も書いてきていますが、発達障がいと診断された“教室のお荷物”とされる子どもたちへのADHD治療薬と言われる向精神薬を処方される子どもたちが激増し、同時に、売り上げが急増しています。
 麻薬及び向精神薬取締法に指定される向精神薬は、覚せい剤などと組成が極めて近く、依存性がとても強く、心や身体への影響がとても大きく、そもそも、そんなものを人に処方することさえどうなのかと思えるものです。
 それが、子どもたちに平気で処方され、処方する医療機関への学校からの押し出し圧力もとても強い。

 今回、初めて出雲で開催した「クスリの講演会」では、市民人権擁護の会の小倉さんから、改めてそんなお話を伺いましたが、私たちがクスリや医療の本質を知った上で医療機関や薬と向き合うことが大切だと。
 そもそも薬物って、身体への毒であり、知覚、考える能力、記憶力などの機能に異変を起こし、依存性があるものなんですね。その薬物に指定されているのが向精神薬なんですよ。

衝撃の事実
 それと、うっそ~!と思った衝撃の事実。
 2009年のフォーブス誌の世界の優良企業500社の中に製薬会社が29社あり、その合計利益は、製薬会社以外の471社の総利益の1.5倍なんだそうですよ。
 これ、凄くないですか?だから?製薬会社は、新薬を開発するというよりも、処方対象の病名を増やしてクスリの名称を変え、新薬と称して売り出しているんだそうですね。
 そして、普通にあるような憂愁などを病気と思わせる大キャンペーンや行政との連携で病気の売り込み。見極めていかないと、どんどん消費者にさせられてしまいますね。


劇的!アシストの手法
 午後から、小倉さんに担当していただき、台湾の断薬施設ナルコノンなどで取り組まれている手技・手法を学ぶ「病気やけがのためのアシスト講座」。
 古来、わが国でも病気やけがに「手当」と言われる原初的な対応方法がありましたが、「アシスト」は、体や心の病の治療を支えたりサポートするための手法・手技というのでしょうか。
 意識や脳や神経の働き等をとてもうまく活用して、心の働きや意識を変えたり、痛みを押さえたり、身体の整えるための手法、代表的なものを4つ学びましたが、これ使えるし、スゴイ!

 ある意味、劇的とも言えるかもしれません。それがこんな簡単に。
 アシスト講座をメインにした取り組みができたら、参加者にも家族の方にも喜んでいただけそうです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

これぞ、共育、響育!!~圧巻!91歳の昌子先生

2017-05-15 11:46:59 | 教育

 91歳にしてこのエネルギー!!
 「ありのままで生きる」「誰とも争わない生き方」を体現していらっしゃるだろう昌子武司先生。だから!?

 一昨日、昨日と、いつも大変お世話になっている国光美佳さんのお計らいもあり、国光さんの大学の恩師で、今も月1回、同門の有志の勉強会をしていただいていると仰る、斐川町学頭出身で大妻女子大学教授だった昌子先生を中心とした講演会が開催されました。
 一昨日の昌子先生ですが、「心と身体の健康」について先生の来し方にも触れながらお話しくださいました。
 圧巻は、竹矢小学校の先生をなさっていた時のことでしょうか。


これぞ、共育、響育!!
 4年生を担任していた先生の授業は、教科書に基づくことではなく、教科書に関わる児童たちの疑問や興味を引き出し、真正面から受け止めてとことん実地で探求し、実証する授業。
 例えば、木をこすり合わせて火を起こすでは、幾日も教室が煙で真っ白になり、濃度を変えたりしながら何種類もの甘酒づくり、そして子どもたちにも飲ませ(^^;; 今の教委や親が聴いたら飛び上がりそうな・・・
 お陰で、2年間で子どもの成績はどんどん下がったが、離任して東京の大学に行く時、どこから聞きつけたのか、40人の子どもたちが竹矢駅のホームで一列に並んで待っていて、1分余の停車中に涙の別れがあり。

 これぞ、共育、響育!!豊かな子どもが育たないわけがないなあと。
 こんな素晴らしい先生に出会いたかったなあ。感動で涙しました。
 だから?4人の教え子の皆さんが、出雲の会場まで駆けつけていらっしゃいましたね。

 ひょうひょうとしながら、深い深い、そして、心に残るお話をしてくださった昌子先生。
 講演会に参加して、意識が変わったかもしれないというママさんからは、昌司先生の質疑応答でのお話は、子育てに1番大切なことを教えていただいたような気がします。
 つい他の子と比べて心配したり、どこかずれていると枠の中に入ろうとしがちですが、全部ありのまま受け入れて、いいとこを認めて伸ばしてあげる。
 そういう話はよく言われることかもしれないけど、初めてお会いしましたが、朗らかな感じのお人柄の昌司先生の生の言葉で話されるのを聞いて初めてちゃんと心に届いてきた気がします。と嬉しいメールでした。
 ご高齢ですが、またお招きしてたくさんの皆さんにお話を聞いていただけたら素晴らしいかも。 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする