やあ、まだ投稿できました(*^^*)
9月一杯はできるようですが、さてどうするか??するとはなしに思案中。
天女・羽衣伝説
県立図書館にレファレンスを頼んで食指が動いた本で、郷土資料で貸し出しできない資料がありました。
その時には時間もなくて開くこともせずに断念しましたが、昨日、調べたかった“天女・羽衣伝説”、その資料を開いてみることができました。
ただ、残念!思った内容じゃなかった~(><
それでもと目次を見てみると、おっ!江川河口付近の二つの集落の山上他界に関わる記事が!
山上他界と山の神、近似かなあと思いますが、この集落の山上他界・祖霊・山の神に関わる行事の数々に目を見張りました。
月に一度となく家や田や畑や山と山上他界・祖霊・山の神に関わる祭りが執り行われているんですね。
自然とのコミュニケーション力
今読んでいる神門善久著「食料危機の経済学」に、生活が豊かで便利になったことで、ヒトの自然とのコミュニケーション力が失われてしまったと書かれています。
恐らく、大きな災害が起こった時、動物たちはすたこらさっさと逃げのびるのでしょうが、私たちヒトは為すすべなく巻き込まれてしまうんでしょうね。
以前、カムの宿に泊まったみなさんが、三島さんは意識で会話できますか?って聞かれて、えっ!!御冗談をと言ったとき、私たちはできるんですよ!って。
今でもそういう能力をお持ちの方は結構いらっしゃるようですが、多くの皆さんは、そんな馬鹿な!という世界。
山上他界観を持つようなアミニズムの世界はどんどん失われていますが、江川河口の集落の皆さんは、そういう感覚をお持ちだったのだろうと思います。
世界の大きな潮流(というか力)は一神教がリードしているようですが、先行き不透明な今の時代こそアミニズムの世界観って大切かも。
農耕や生活に関わる生きる知恵や伝統が、便利と豊かさの中でどんどん捨てられ、忘れ去られようとしています。
便利や豊かさが、例えば資源枯渇などで継続できなくなった時、さて、人はどう生きていくのでしょうか。
数万年の人類史の中で蓄積してきた生きるための知恵が、必要になる時代が来るのではないか、どうなんでしょうか、、、
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