見習い百姓のつぶやき

宮仕えも一段落、半農半Ⅹを本格化。農的暮らしとさまざまなⅩを悩んで、楽しんで一歩づつ。

標柱一本の友田遺跡

2024-09-28 20:21:40 | 古代のこと

古代出雲勉強会の後、フィールドワーク。
ちょっと遅くなったけど、夕方の通り雨も去ったし、最後の予定の田和山遺跡に。

その前に、恐らく、田和山の神殿を命を懸けて守ったであろう出雲の勇者達が無念の死を遂げ、取るものも取り合えず葬られたであろう友田遺跡に。

自動車道の建設で墳墓は取り壊され、残るのは標柱一本。
多勢に無勢、圧倒的な武力の差があったであろう中、この故郷をどんな思いで守ろうとしたんだろう?
その気持ちを考えると、胸が締め付けられる思い。語り継ぎたいものと。

今もブログを書きながら、あの標柱の姿に無念さが込みあげてきます。

そして、田和山、この環濠で守ろうとしたものは?って考えました。
弩で武装した攻撃軍に、恐らく、石礫で応戦したであろう出雲のつわもの。
そんな気持ちに思いを馳せながら、新しい時代をどう創っていくのか?
重い課題があるなあって。


新しい時代を創造していくであろう後継の人たち、田和山の頂上に立っていろいろな思いを語っていました。
彼らはどんな思いで新しい時代に向かっていくんだろうなあ?

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子や孫の代、賢い人が出てきて、、、

2024-09-27 15:01:33 | 持続可能社会

暑かったからなあ💦💦(^^;;
彼岸のお花、ヒガンバナ、裏の畑の隅でもお彼岸に数輪咲いていましたが涼風に反応して?一気に咲き始めました。
でも、去年も遅かったような、、、


毎日、大型機械が唸り声をあげている裏の葦原。
残土が高く積まれていた場所、すっかり平地になっています。
下の写真の白丸のヵ所。


少し遠くなりますが、カムの宿の裏に入るのに広い道ができることになっています。
その道も形ができつつあります。
便利になると言えばそうなんですが、まあ、余り大勢に影響がないってところかな?


昨日、数人の方と話していましたが、こういう事業に携わってきた方があり、、、
しかし、この圃場整備事業で整備した農地、誰がいつまで耕作するんだろう?
あっ、あれは、土木事業を確保しているだけですから!何て(@@

まあ、誰もが感じていることとはいえ、それって税金、いや借金?
子や孫の代、賢い人が出てきてうまくやるのか、、、

自民党の総裁選もどうでもいいよ、って気になる?💦💦💦💦

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久しぶりにクロアイ飯

2024-09-26 14:08:48 | グルメ

今日はこれだけですか?
夏枯れ?最近、地の魚屋さんに並ぶお魚が本当に少ない。
日曜日は市場が休み、秋分の日は一ヶ所だけだったそうですが、風もあったから猶更?本当にお魚がない(^^;;

今日こそは!久しぶりにお刺身!と意気込んで行ったのは昨日、でも店頭には石鯛とエノハが並んでいるくらい。
首を傾げて眺めていると、クロアイがありますよと発泡を持って出てくれ、、、
お~~!久しぶりのクロアイ、刺身か!と思いましたが、今日は竹細工教室の皆さんのランチに、クロアイご飯!


いや、やはりお刺身もと、一匹の片身をお刺身、残った片身ともう一匹でお釜二つでクロアイの炊き込みごはん。
ただ、やはり夏枯れなんだろうなあ、お刺身は脂が乗ってない、オリーブオイルの登場で久しぶりのクロアイ、美味しく頂きました。
そして、本命のクロアイ飯、お刺身のこともあったから心配したけど、やはりクロアイ飯は美味い!

これが、冬場のノリを腹いっぱい食べたクロアイだと絶品なんだけど。
少し焙った岩のりでお握りにしたら、もう言葉が出ません。
まあ、今日の所は、、、十二分に美味しかったし(*^^*)

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漢字は一休さんの世界?

2024-09-24 10:49:50 | 日記


最近、漢字って“一休さん”の世界に足を踏み入れている?
そんなことを感じた“手巾”、あなたは読めますか?
僕は、てぬぐい?きんちゃく?、でもそうは読まないよなあ、正解を見て唖然。

いや、西洋の言葉をどんどん取り入れ、新しい日本語を生み出してきた明治時代があったしなあ、、、
でも敢えてハンカチに“手巾”の漢字を当てる意味、意義が全く感じられない。
もしかしたら、既に明治時代にこの漢字を生み出していたのか?


今朝も“山積”を問う問題、僕は“さんせき”の方をよく使うからそう思い浮かべたら、正解は“やまづみ”。
どっちでもいいやん、それで、“さんせき”は間違っているの?
ネットで見ると、“やまづみ”は日常語、“さんせき”はやや硬い言葉とあります。

書き言葉としての漢字って?
「日本語の考古学」を読みながら、日本語は繊細で融通無碍、これからも変化するんだろうか?と思いながら先日のブログに書きました。
以前「たそがれどき~誰そ彼?」とのブログを書きましたが、感性の質は変化するにしても、日本の“ことば“の繊細さは歌や映画などで受け継がれていくように思います、いや、受け継いでいってほしいもの。
ただ、切手代が3割も値上げされる活字離れの時代、書き言葉としての漢字にそれほど拘泥しなくても良いのかな?と思っています。

そもそも、文字を持たなかったと言われる日本は、漢字を輸入し、大和言葉を生み出し、融通無碍に変化させてきたのですから、、、
そして、あれほどに繊細な和歌の文化を生み出したのですし。

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東北と出雲、そして聖数3

2024-09-21 14:35:20 | 古代のこと

松本清張の「砂の器」、数年前に一気に読んだ覚えがあります。
重要な舞台設定の一つが“亀嵩駅”でしたが、被害者が蒲田駅の近くで誰かと飲んでいて、傍で飲んでいた客が「カメダ」と話していたことを思い出す。
事件解決の糸口は、東北弁と雲伯方言(出雲弁)がともにズーズー弁でとてもよく似ていることを知ったことでしたね。


写真はWikiからコピーさせていただいた亀嵩駅ですが、ここの駅のソバは美味い!
おっと!脱線しましたね、鉄道だからじゃないですけどね(^^;;

東北と出雲
さて、東北弁と出雲弁、何れもズーズー弁ですよね。
柳田国男の「蝸牛考」でも似ていることにふれられていましたが、筒井功著「縄文語への道」でも言語的にもですが、習俗が似ていることが指摘されています。

三内丸山にも滞在したと言われる出雲の民は、そこに定住することなく
長い時間をかけて日本海沿岸を下って行き、出雲に定着したと伝わっています。
出雲に定着した最大の理由は、チタンの含有が少なく加工が簡便な良質の砂鉄があったからだと言われていますが、まだ鉄を加工した痕跡は見出されていません。
その途中には、秋田の大湯環状列石等の痕跡が残っているとも。

は聖数
出雲の祖神はクナト神、幸姫命の夫婦神、子神のサルタ彦の三神で、は出雲の聖数なんですね(白川静も字統では聖数と書いています)。
で、三内丸山の大型建物の柱は本×2、大湯環状列石にも大きな柱があるそうですが、本の列が少しずれて2列。
田和山の神殿や大社造りはどうなっていますか? そう、基本はなんですよね。

「縄文語への道」には、巨大柱は(諏訪の御柱も)樹木崇拝が本質と書かれています。

また、熊野大社に残る火きり神事、檜の語源は「火の木」で、木から火が出現する故に木を神聖視した、そして、巨大柱を木の主、木の親玉と意識したのではないかと書かれ、そして聖数を並べたのだと。
ついでに、大湯からはヒト型の土版が出土していますが、耳の位置には棒状のようなもので窪みが左右つづつ、古代、耳の付く名は尊い人という意味があったとも。

東北人と出雲人のDNAデータが
そして、東北人と出雲人のDNAデータが・・・そう、とても近いというのです。
この衝撃の事実!斎藤成也著
「日本人の源流」データを添えて書かれています。
のことを知ったので、直ぐに図書館に出向いたら貸し出し中、予約して帰り、戻ったとの連絡を受け、今日借りて帰りました。

斎藤成也氏、国立遺伝学研究所の教授ですから、事実に基づいて書かれています。
このことを知りたいと、取り合えずの所で
斎藤成也氏編著の本を2冊、読みましたが、「日本人の源流」ほどには詳しく書かれていません。
やっと!!

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