やはり神々の国、でしょうか。今日の夕陽の幻想的なこと。
日舞をたしなむ友人が、今お稽古中の「香に迷う」という都々逸を紹介してくださいましたが、その後半は次のような歌詞でした。
~百夜(ももよ)も通ふ恋の闇 君が情の仮寝の床よ 枕片敷く終夜(よもすがら)~
夕焼け空の幻想が、この歌詞に重なりました。恋の闇が取り払われるかもしれない、いやきっと、完全に取り払われることのないだろう恋の闇が、一瞬明るくなる、そんな刹那の印象です。
上の写真は、いまみやの畑の近くから夕陽が沈むま反対、大山を包む霞の空が薄ピンク色に染まり、恋の闇が少し晴れるかもとでも思わせそうな、何とも幻想的でした。
そして、我が家に帰ってくると、西の空の雲が燃えていました。
シルバーウィーク、宿泊施設の空きが全くないほどたくさんのお客様を迎えた出雲。八百万の神々は、さまざまな相を見せて最大のサービスをしてくれているんでしょうね。