ニュージーランド移住記録:日記「さいらん日和」

2004年に香港からニュージーランドに移住した西蘭(さいらん)一家。子育て終了、仕事もリタイア。好きに生きる記録です。

鳥の報せ

2008-07-17 | ペット・動植物
88歳の友人ベットに電話をしたら、
「あのハトが帰って来たの!」
と。ココでお話していた、彼女の家の玄関先で動けなくなっていた2羽目のハトのことです。

「ホント?どうやって見分けが付いたの?」
「足に黄色のリングをはめているから、すぐわかったわ。」

SPCA(動物愛護協会)に紹介された鳥の救助をしている女性に、
「クルマかなにかに当たったのでは?」
と言われていたそのハトは、骨折の形跡がないまま飛べなくなっていました。それが、2週間ちょっとですっかり元気を取り戻し、
「黄色のリングをはめて空に放したわ。」
と女性から連絡が入った翌日にはベットの庭先に戻っていました。

「スゴいでしょう?こんなことってあるのね。」
興奮気味ながら、嬉しくてしかたなさそうなベット。私も、寒空の下、風に煽られながら屋根の上で身動きがとれなくなっている姿を目にしていたので、思わずジーンとしてしまいました。

「まず1羽はOK。問題はあと1匹。」
あとの1匹とはグレーの迷い猫グレコのことです。コメントやメールでもいろいろお気遣いをいただいているのですが、相変わらず姿を現しません。私が7月3日、夫が4日に目にしたのが最後です。

「オーラ日記」の管理人みみねっと あきこさんにアニマルコミュニケーションをしていただいて以降、ご飯を置く場所を変えてみました。すると、どうでしょう!
玄関先では一晩置いてもまったく食べた形跡がなかったご飯が空になっていたのです!
以来、グレコが通り道にしていた同じ場所に置いては様子を見ています。

他にも庭を通る近所の飼い猫やルール違反ながら夜になると時折、犬を放し飼いにしている家もあるので、誰がボールを空にしているかはわかりませんが、飼い猫であれば家でも食べているはずで、ここまで一気に食べてはいかないのでは?とも思います。犬だったらカスも残らないくらいピカピカに舐めていくのでわかると思います。

ボールを空にしているのがガリガリに痩せたグレコと信じて、せっせと置いています。

(3日までは毎日食べに来ていたんですが→)

日中も置きたいのですが、目ざといトリたちがすぐに空にしてしまうので(スズメもキャットフードをガシガシ食べるんですよ~@@!)、トリがねぐらに帰る5時~夜中12時までが勝負!
いつもお替り大盛り2杯です。


そんな昨日の朝、窓の外を見ると目の前の電線に青い鳥が!

「キングフィッシャー!」
上の写真を撮った3年前には名前も知らないまま、あまりの美しさに家の中から夢中でシャッターを切っていた鳥。ガラス越しでもこんなに鮮やかな写真が撮れました。昨日は急いでいて写真は撮りませんでしたが、目にした瞬間にグレコのことが頭をよぎり、
「グレコハイキテイル・・・」
と感じました。

3年前に初めて目にしたときも、ガラス越しとはいえはっきりと視線を感じるほど至近距離で見つめ合い、不思議ながらも、
「スベテハウマクイク・・・」
と感じたものでした。移住後丸1年、起業し永住権も取れたものの、生活は不安定で、先が見通せない頃だったので、感じたメッセージはことのほか嬉しく、あの時の状況は今でも忘れられません。

今回の報せもどうか、実現しますように!

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