ニュージーランド移住記録:日記「さいらん日和」

2004年に香港からニュージーランドに移住した西蘭(さいらん)一家。子育て終了、仕事もリタイア。好きに生きる記録です。

映画「マンマ・ミーア!」

2008-07-16 | 映画・文化
今日は朝からワイヘキ島へ・・・



行く予定だったんですが、お天気が今ひとつで見送りました。その代わり、子ども、夫、友人はボーリングへ。

私はビルマ人のソーとジョーがペンキ塗りにきてくれたので留守番に。(塗り終えたとたんに、いきなり雨が降り出しました。
スゴいかも、仏教徒v@@; 
デッキもウォーターブラスターで掃除してもらっちゃいました♪→)

昨日観た映画「マンマ・ミーア!」の話でも。
本チャンのミュージカルの方を観ていないので映画評のみですが。

イケイケのシングルマザー・ドナ(メリル・ストリープ)の一人娘ソフィーが結婚することになり、ママの古い日記から見つけたパパと思われる男性に、こっそり結婚式の招待状を送るところから物語が始まります。

結婚式の前夜、テンテコ舞いのギリシャの島に現れたのは、
ザ・中年!な男性3人。そう!パパ候補は3人もいたんですね~。
そこにドナの悪友2人、これまたザ・中年!の「整形おばちゃん」と「まんまおばちゃん」2人組が加わり、島は大騒ぎに(((@@)))

おばちゃんでワリいかっっっ!!!
開き直りなんてとっくに突き抜けた、全編にみなぎる
超~ポジティブな現実肯定。

シワがあったって、
からだがタルタルだって、
ウエストがどこだかわかんなくたって、
歌って、踊って、恋して、
うっきゃぁぁぁぁぁ♥♥♥ みたいな┐(  ̄ー ̄)┌

そこには、
「若いコになんか負けないわ!」
なーんて競争意識のかけらもなく、
「アタシはア・タ・シっ!」
と、世界は自分のために。(再び)┐(  ̄ー ̄)┌

気に入ったバーテンダーの男のコに、
「あなたのママくらいのトシなのよぉ♪」
としゃあしゃあと言うかと思えば、
「あら、おばあちゃんのトシじゃないの?」
と横から親友のツっこみが。

「ママと同じ」と安心(?)させといて、油断もすきもありゃしません。おばあちゃんと言われても、
「それがナニか?」
ってなもんですよ。しかも、言い寄るそのコを(ありえん!)を弄んで吹き飛ばしちゃうというオチ。(ありえん!x2)

天下無敵ですな!

このおばちゃんトリオ、70~80年代満開のABBAナンバーを、コワくて目も反らせられないほどギンギラな衣装で、歌って踊るんです。
こうなっちゃ、おじちゃんトリオなんてもう、刺身のつま状態?
ソフィーとその濃い目のフィアンセに至っちゃ、箸袋程度?

おじちゃんトリオの1人が主演男優のピアース・ブロスナン。
ワタクシ、この人を初めてスクリーンで観たのがロビン・ウィリアムズの抱腹絶倒コメディー「ミセス・ダウト」のちょい役だったので、5代目ジェームス・ボンドに抜擢された時はホントにビックリでした!
どうしても“お笑い俳優”とボンド役の折り合いがつけられず、
「クイーンズ・イングリッシュが話せれば、それでいいのか?」
と007を観るたびにイメージ調整&感情移入で苦労した記憶が・・・

その彼が、今度は歌ってるじゃあ~りませんかぁ ̄▽ ̄;
「ジェームス・ボンドが歌っちゃダメだよ、歌っちゃぁ。」

しかし、元のイメージが“お笑い系”なのでそれなりにOK?
相変わらず棒立ちの大根で、メリル・ストリープ相手だと、
「実はこれも芸のうちなんだろうか?」
と深読みしたくなるほどでしたが、やっぱり(素)だったよう≧▽≦

もう1度観たくなる映画ではないけれどエンタメとしてエンジョイ!
逆にミュージカルの方が観たくなりました。シドニーでミュージカルを観ていた88歳のベットは、
「ヤンクス(アメリカ人)の映画だわね。なっちゃないわ。」
とバッサリ。アイタタ><;;;

しかも、私たち3人は、
「入れただけでもありがたく思え!」
と言わんばかりの最前列の席で辟易だったフィッシュ&チップス後のお口直しのはずが、首を45度反らしてのキビシい観賞でしたTT
アレンジ下手でベットと友人に申し訳なく~;_;

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