うちには「エッグライス」と呼んでいるメニューがあります。
なんのことはない、「生玉子かけご飯」です。これってはっきりとした呼び名があるような、ないような。実家では食べる人がいなかったので(子どもの頃、数回食べた程度)、名前が記憶にありません。
結婚すると、夫がかなり好きだということがわかり、たまに食卓にのぼるようになりました。しかし、10年以上住んだ香港では、
現地の生玉子を食べることは社会的に厳禁だったので
高い日本からの輸入玉子を買ってごくたまに作っていました。
いつしか子どもたちもパパを真似て食べるようになり、ニュージーランドに来てからも続いています。私が用意すると8歳の善ですら、
「玉子がよく混ざってない」
「しょう油が多すぎ」
と文句をつけるので、最近は一切手出しをしません。
自分たちで好みの「マイ・エッグライス♪」を作っています。
まだ香港にいる頃、長男の友だちのオーストラリア人が泊まりに来ました。何が口に合うかわからないので、朝食はパン、シリアル、ヨーグルト、チーズ、ジャム、ハニー、フルーツ、オレンジジュース、ハム、ベーコンといつもより豪華に用意しました´ー`A
ところが息子たちは「エッグライス食べたい!」と言い出し、
カパッと玉子を割ってシャカシャカシャカシャカ。
ガ―――――ン><;;
せっかく用意したホテルばりの朝食(大げさ)が台無し~TT
これじゃ、いつも通りじゃなーいTT
(←ニュージーランドの玉子はこんなトレー売りが一般的)
目を真ん丸くしていたオージーくん(オーストラリア人のこと)ですが、突然、
「ボクも食べてみたい!」
と言い出し、ホントにお茶碗いっぱいのご飯をぺロリ。
うっそぉぉぉ~(((@@)))
「ど、どう?好き?」
と恐る恐る聞いてみると。
「OK」
と、そつない答え。とにかく残さず食べたのはあっぱれ!
それから半年くらいたったクリスマスに、そこのお家のパーティーに行くと、
「アレ以来さぁ、エッグライスが大好物になっちゃって。兄弟で週に何回も食べてるわよ!」
とバリバリのオージーママが言うじゃないですか@@
思わず、
「えっ?香港産の玉子で?」
と聞きそうになりましたが、半年間食べ続けて何でもないんだからOKなんでしょう。そんなに気に入ってくれたとは!オージーママは彼らの偏食と弟の食の細さを心配していたので喜んでました。
その後一家はイギリスへ転勤になりましたが、今でも絶対、
カパッ&シャカシャカシャカシャカ
とやっていることでしょう。エッグライスを食べるたび、息子たちは彼らを懐かしがっています。彼らも思い出してくれてるかな?
不思議な食べ物を教えた日本人一家のことを・・・?
なんのことはない、「生玉子かけご飯」です。これってはっきりとした呼び名があるような、ないような。実家では食べる人がいなかったので(子どもの頃、数回食べた程度)、名前が記憶にありません。
結婚すると、夫がかなり好きだということがわかり、たまに食卓にのぼるようになりました。しかし、10年以上住んだ香港では、
現地の生玉子を食べることは社会的に厳禁だったので
高い日本からの輸入玉子を買ってごくたまに作っていました。
いつしか子どもたちもパパを真似て食べるようになり、ニュージーランドに来てからも続いています。私が用意すると8歳の善ですら、
「玉子がよく混ざってない」
「しょう油が多すぎ」
と文句をつけるので、最近は一切手出しをしません。
自分たちで好みの「マイ・エッグライス♪」を作っています。
まだ香港にいる頃、長男の友だちのオーストラリア人が泊まりに来ました。何が口に合うかわからないので、朝食はパン、シリアル、ヨーグルト、チーズ、ジャム、ハニー、フルーツ、オレンジジュース、ハム、ベーコンといつもより豪華に用意しました´ー`A
ところが息子たちは「エッグライス食べたい!」と言い出し、
カパッと玉子を割ってシャカシャカシャカシャカ。
ガ―――――ン><;;
せっかく用意したホテルばりの朝食(大げさ)が台無し~TT
これじゃ、いつも通りじゃなーいTT
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/31/8dfe3d5120bb0d86003c7e8cbdc2714b.jpg)
目を真ん丸くしていたオージーくん(オーストラリア人のこと)ですが、突然、
「ボクも食べてみたい!」
と言い出し、ホントにお茶碗いっぱいのご飯をぺロリ。
うっそぉぉぉ~(((@@)))
「ど、どう?好き?」
と恐る恐る聞いてみると。
「OK」
と、そつない答え。とにかく残さず食べたのはあっぱれ!
それから半年くらいたったクリスマスに、そこのお家のパーティーに行くと、
「アレ以来さぁ、エッグライスが大好物になっちゃって。兄弟で週に何回も食べてるわよ!」
とバリバリのオージーママが言うじゃないですか@@
思わず、
「えっ?香港産の玉子で?」
と聞きそうになりましたが、半年間食べ続けて何でもないんだからOKなんでしょう。そんなに気に入ってくれたとは!オージーママは彼らの偏食と弟の食の細さを心配していたので喜んでました。
その後一家はイギリスへ転勤になりましたが、今でも絶対、
カパッ&シャカシャカシャカシャカ
とやっていることでしょう。エッグライスを食べるたび、息子たちは彼らを懐かしがっています。彼らも思い出してくれてるかな?
不思議な食べ物を教えた日本人一家のことを・・・?