ニュージーランド移住記録:日記「さいらん日和」

2004年に香港からニュージーランドに移住した西蘭(さいらん)一家。子育て終了、仕事もリタイア。好きに生きる記録です。

お正月の吉兆

2006-01-04 | ペット・動植物
昨日、出かけようとしていると、先に外に出ていた長男が呼びに来ました。
「ママ、カモ、カモ!」
「ん?カモ? カモって鴨?それともカモン(come on)?」
「こんなに寒いジョーク飛ばしてどうする?」
と自分でツっこみつつ、息子のアバウトな日本語に首をかしげながら庭に出ると、

そこにはな~~~んと、
本物のカモ!
カモさんカモ~ン♪
(寒っ!)

しかも、2羽も@@ 
(ジャーン!!→)


「こりゃ、春から縁起がいいわいなぁ。」(NZは夏だけど)
と、思わず目を吊り上げた歌舞伎フェイスで大見得を切りたくなりました。カモですよ、カモ。しかもこ~んなに大きな!(うちの6キロ級のネコより大きいです)

今の家にかれこれ1年半暮らしていますが、こんなことは初めてです。このカモさんたち、どこから来たんでしょう?歩いて来た?飛んで来た?近所のことなら何でも知っている子どもに聞いても、
「見たことな~い。」

小学校の通学路に「ダック・ブリッジ」と呼ばれる橋があり、橋の下の川にはカモやニュージーランドにしかいない飛べない鳥、プケコがいます。しかし、あの橋からうちまでは大人の足でも10分はかかります。

カモたちは、川からかなり急勾配な坂を登って、民家のフェンスを越えて車道に出て、えっちらおっちら歩いて来たんでしょうか? それともこんなに大きなものがバサバサ飛んで来た?羽を広げたら1メートル以上軽~くありそうで、飛んでいたら相当目立つでしょう。

どっちもあり得なそうな・・・。
少なくとも近所でカモを見たことはありません。
 
「鳥は吉兆の印」
と信じて疑わない私。正月の3が日にこんなことがあるなんて!
忽然と現れた不思議さもあって、もう感激(ウルウルTT) 
「2006年はいい年になるのかな?ありがとう♪」
と食パン5、6枚の大盤振る舞い(そうでもない?)で歓待しました。こんなにたくさん家があるのに、わざわざうちに来てくれてありがとう。

外出から戻ると、パンはもちろん、カモたちもすっかり姿を消していました。写真に残しておかなかったら、今でも夢のようです。
また来てね~♪

ここまで書いて、仕事に出る夫を見送りに庭に出たら、
な~んと今日も、クワクワクワっとカモさんお出まし! 
ビックリ~@@ 朝はいなかったのに。クルマのエンジンをかけてもまったく動じる気配なし。夢じゃないですね(笑)

今日はメニューを変えてスパゲティーにしてみました♪
(昨夜の残り物ですが)ツルっと吸い込んでは上手に食べてました。目ざといスズメたちも集まってきて、今頃みんなでガチャガチャやっているところでしょう。

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