ニュージーランド移住記録:日記「さいらん日和」

2004年に香港からニュージーランドに移住した西蘭(さいらん)一家。子育て終了、仕事もリタイア。好きに生きる記録です。

去年の今頃-母の愛編

2006-01-18 | 家族&夫婦
去年の今頃は、「起業か?勤め人か?」で迷っていた時期
と昨日書きましたが、ちょうど今頃が一番闇が濃かった頃かもしれません。

この選択は、当然ですが二者択一です。
一方を選んで走り始めたら、もう片方の可能性はしばしありません。起業はする気は満々だったものの、移民局の態度が微妙に軟化しているのもひしひしと感じられ、永住権重視でいくのであれば、あのタイミングにすべてに目をつぶって勤め人に戻るというのは現実的で手っ取り早い方法でした。(現に1年後の去年12月には条件が一段と厳しくなってしまいました)


しかし、私たちは最初の申請条件である起業にこだわり、
「どうしたものか?」
と考えあぐねていました。そうは言っても、私も夫も長く考え込む質ではなく、特に私の思い切りの良さは夫も飽きれるほど。
「考えてもしょうがないことは考えない。」
「問題は起きてから考える。」

などなど、普段からこれを地で行っています。


早々に決断が出ないと判断した私は、
すべてを義母の力に委ねることにしました。
ちょうど1年前の1月22日より、彼女が長年の友人2人とともに私たちを訪ねてきてくれることになっていました。

私は彼女の並々ならぬ力を何度か経験しています。

何をどうというのではないのですが、息子やその家族への愛が本当に強く本物のせいか、彼女が外国の私たちを訪ねてきてくれるたびに、物事は大きく前進します。

(←イーデンガーデンにて)


「今回もきっと何かが起きるだろう。」
私は腹をくくり、何も考えないことにしました。すると、義母たちがオークランド入りする前日に、今の起業を揺ぎないものにしてくれたキウイとひょっこり出会いました。8日間さんざん楽み義母たちを見送った後、私たちの心は決まっていました。
「起業しかない。」


その後、どんでん返しで永住権まで取得できた顛末は、すでにメルマガ「西蘭花通信」に書いているので、長いですがご興味ある方は以下のリンクからどうぞ。
「21世紀のその日暮らし」
「21世紀のその日暮らしⅡ」
「21世紀のその日暮らしⅢ」
「21世紀のその日暮らしⅣ」
「21世紀のその日暮らしⅤ」
「21世紀のその日暮らしⅥ」
「21世紀のその日暮らしⅦ」

母の愛――
義母がよく冗談交じりに口にする言葉ですが、いやいやどうして冗談などではありません。自分もまた母親として、子どもたちに何かを残せるよう精進しなくては。1年を経て、改めて義母の力に感謝しているところです。


義母に関しては、すご~く反響のあった嫁姑記´。`A、「真夜中の一番風呂」があります。これも超~長いですが、リンクを張っておきますね~。スゴい人です!

「真夜中の一番風呂」
「真夜中の一番風呂 その2」
「真夜中の一番風呂 その3」
「真夜中の一番風呂 その4」
「真夜中の一番風呂 その5」
「真夜中の一番風呂 その6」
「真夜中の一番風呂 その7」
「真夜中の一番風呂 最終回」
「真夜中の一番風呂 完結編」

は~、リンク張り疲れ。パタッ


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