蟹蜘蛛王者再び

2008年03月27日 | 虫写真
ガザミグモ?
2007年7月写真。

我らがカニグモ王者が帰ってきました。
今回のは腹の膨れ具合が尋常じゃありません。


王者はお尻を向けることにもためらいはありません。


地面に落ちてもパパラッチのごとく追いかけます。
カメラに追い回されるのは王者の宿命です。


ついにその全身を露わにしたカニグモ王者。


肢が1本欠けていようとも、その威厳が損なわれることはありません。
否、むしろ古強者の風格すら漂わせています。


天狗の舞

2008年03月27日 | 多肉植物

サボテン多肉植物記事。
これはだいぶ前から咲いてたのだが、すっかり忘れてた。

天狗の舞(てんぐのまい)。

ここではまだ紹介していなかったと思うが「金の成る木」の仲間。
産毛の生えた貝殻型の葉を対生させる。

秋から冬にかけて日当たりがいいと赤く紅葉し、また冬から春に白い小花を咲かせる。
なんで「天狗」なのかは謎だが、葉が赤く染まることからかもしれない。


 ベンケイソウ科 クラッスラ属
属名のCrassulaは、ラテン語のCrassus(厚い)より。
葉が多肉質で厚みがあることから。

日当たりを好む。
徒長しやすいので周年よく日に当てる。
水やり肥料は少なめに。
挿し木で容易に殖やせる。
とにかく強健。



これは去年12月の写真。
こちらのほうが草姿が分かりやすいか。
ちなみに後ろの緑色の葉は別の種類。


3/26虫

2008年03月26日 | 虫写真
(カラスヨトウ?)
2007年7月写真。

挑発的なイモムシ。よく見ると毛が生えてるが。

ピンぼけはいつものこと。



またもやピンぼけ気味のナミテントウ。
当ブログの写真は、ピンぼけがデフォルトです。
たまたまピントがバッチリ合っていれば、感心してみせるのが通です。


ヒメカメノコテントウを捕らえたカニグモの一種。
紹介の順番に悪意を感じるのは気のせいです。


クモの巣についた雨滴。
クモの巣は意外とオートでピントが合いやすい。
デジカメがなにに反応してピントを合わせてるのか、いまいち分からない。



(キノコの一種。07/7)
今日のは普通のキノコ……じゃないなあ。
そういう巡り合わせらしい。


彼岸花

2008年03月26日 | その他植物
2007年9月写真。

ヒガンバナ(彼岸花)。
別名・曼珠沙華(マンジュシャゲ)、死人花(シビトバナ)、剃刀花(カミソリバナ)など。

名前通り、秋の彼岸頃に咲く球根植物。
花を咲かせたあと葉を出すので、花だけがにょっきり地面から生えてるように見える。
墓地に植えられていることが多いので、「葬式花」「墓花」などあまりいいイメージではないようだ。

「曼珠沙華」というのは天上に咲くといわれる花の名。
吉兆に赤い花が天上から降ってくるとされる、仏教の経典によるものらしい。
墓地に多く植えられているのもたぶん天上の花だからで、縁起が悪いと忌み嫌うのは筋違いというもの。

ただし球根は有毒。
もっともその毒はよく水に晒すことで抜けるそうで、飢饉の際には救荒植物として利用された。

「剃刀花」は、葉が尖って剃刀に似ているから?
ちなみにキツネノカミソリ(狐の剃刀)と同属。
「狐」には、本来のものより劣ったといった意味合いもあるらしい。


 ヒガンバナ科 リコリス属
中国原産の帰化植物。
花言葉は「悲しき思い出」「情熱」「恐怖」など。


花火みたいで美しい花だが、あっという間に終わってしまう。


3/25虫

2008年03月25日 | 虫写真
(クチブトカメムシ?)
2007年7月写真。

目が左右あさってを向いてるようでおもしろい顔だ。
°ω °


カメ子その1。


カメ子その2。
これはたいていカタバミについてる。


(アカアシカスミカメ?)
ちょいとフラッシュききすぎだが、結構美しい種類。
でも顔はあんまりおもしろくなさそう。



(キノコの一種。07/7)
ぬらりひょんの頭部と思われる。


怪魔玉

2008年03月25日 | 多肉植物
サボテン多肉植物記事。

怪魔玉(かいまぎょく)。

白樺キリン稚児キリンと同じくユーフォルビア属のお仲間。
葉の落ちた跡がらせん状に連なり、てっぺんにちょぼちょぼと葉っぱが生えてパイナップルのように見える種類。
我眉山(がびざん)と鉄甲丸(てっこうまる)の交配種といわれる。


 トウダイグサ科 ユーフォルビア属
栽培は基本的に白樺キリンと同じ。
ただ夏の暑さはあまり好まないようだ。
冬は葉を落として休眠するので、ほぼ断水管理。


ユーフォルビアらしい地味花。
どうやら雌雄異株らしい。


逆光に浮かび上がる謎のオブジェ。
イボが乳房のように見えるし、基本デザインは草間弥生かもしれない。


3/25

2008年03月25日 | その他植物
マミラリア・ピンクニンフ。
これがなかなか咲きそろわない。
いっせいに咲けばそれなりに見事だと思うんだが。


年々花が貧弱になっていく気がするヒアシンス。
やっぱり戸外で越冬させないとダメかねえ……。



なんでシャコバが今ごろ咲いてるかな。
実生のはやはり、花つきが極端に悪いし開花時期も遅すぎる。



劣化したプラ鉢を持つときは注意すべし。
縁がばきぃっ!と割れてぶちまけるというパターン、毎年1回はやらかしてるな。


3/24虫

2008年03月24日 | 虫写真
2007年7月写真。

ベニボタルの一種。
このタイプは調べるだけ無駄なので、はなから同定作業してません。
下手なこと書けば、ネット上に混乱した情報がまたひとつ追加されるだけだし。


(ハエトリグモの一種)
怖いと感じるにせよ、かわいいと感じるにせよ、どうもハエトリグモの目には知性を感じる。


(ハナアブの一種)
なぜかハナアブは夏にあまり見かけない。


(セキゾウの一種)
人の背丈をしのごうかという立派なムシ。
まるで石でできているかのような風格を感じさせます。


(キノコの一種。07/7)
できそこないのパンというところ。


夏坊主

2008年03月24日 | その他植物


ひそかに新着。

ナツボウズ(夏坊主)。
別名・鬼縛り(オニシバリ)。

ウミボウズの一種。
夏、海水浴場にしばしば出没する。

……ではなくて、秋から冬、春までは青々とした葉をつけ、夏には赤い実だけを残して落葉するという変わった木。
夏には丸坊主になるから「夏坊主」。
日本に自生する木で、冬型植物というのは珍しい。

「鬼縛り」は、樹皮が非常に丈夫なことから。

春にジンチョウゲによく似た黄花を咲かせる。雌雄異株。
似てるのも当然、ジンチョウゲと同属。
(追記。鼻を近づけるといい香りがするが、ジンチョウゲみたいに辺りにただようほど強い香りではない)

これと非常によく似た亜種に「ナニワズ(難波津)」というのがあるが、ナニワズは北日本にしか分布していないらしい。
写真のものがどちらかは、正直分からず。


 ジンチョウゲ科 ダフネ(ジンチョウゲ)属
属名のDaphneは、葉の形が似ている月桂樹のギリシア名daphneより。
ダフネは、アポロンの求婚から逃すためゼウスにより月桂樹に変えられたニンフ。
花言葉は「変わり者」


去年7月の実。
じつは不明植物としてすでに紹介してたりする。
うまそうな実だが、有毒植物らしいので食べない方がいい。

……有毒植物紹介ブログと化してる気がする。