凌霄花

2011年08月10日 | その他











2010年&2011年7月下旬~8月上旬写真。

 ノウゼンカズラ(凌霄花)。


中国原産のノウゼンカズラ科の蔓性落葉樹。
日本への渡来は平安時代といわれ、庭木として広く普及し夏を象徴する花のひとつ。
北アメリカ原産のアメリカノウゼンカズラは、花筒が長い小さめの花を咲かせ、趣がだいぶ異なる。
両者の園芸交配種も流通する。

葉は光沢のある奇数羽状複葉が対生、蔓は数メートルも伸びる。
夏に橙色の花を枝先に次々と咲かせる。
古くは蜜に毒があるともいわれたが、根拠のない俗説。
日本ではほとんど結実することはなく、繁殖は挿し木による。

「凌霄花」は漢名で、「凌」は「凌ぐ」、「霄」は「そら」の意。


 ノウゼンカズラ科 ノウゼンカズラ属
属名のCampsisは、ギリシア語のkampsis(曲がっている)が由来で、雄しべが湾曲していることから。
花言葉は「名誉」「女性らしさ」