馬酔木

2008年04月20日 | その他植物

新着写真。

アセビ(馬酔木)。
別名・アシビ、アセボ、シシクワズなど。

日本の山地に自生する常緑樹。
庭木としてよく植えられている。
ツツジ科だけあって、花はドウダンツツジやブルーベリーによく似ている。

馬が食べると中毒をおこして酔ったようになり足が萎えることから「足癈(あしじひ)」と呼ばれ、それが次第に「馬酔木(アセビ)」となったらしい。
もっとも馬が実際に食べることはないそうな。
どちらにせよ有毒植物なので「食べるな危険」。
またその毒を利用して、葉を煎じたものを殺虫剤とするらしい。


 ツツジ科 ピエリス(アセビ)属
属名のPierisはギリシア神話の詩の女神Pierisの名より。
……ということだが、ピエリスというのは詩の女神と張り合った9人姉妹の人間の娘たちらしい。詩の女神ムーサ(ミューズ)たちと同一視されることもあるようだ。
花言葉は「犠牲」「献身」「あなたと二人で旅をしましょう」