１２／１６虫

９月下旬写真。

我らが笹カマボコがイボを生やして帰ってきました。
お土産の定番以外にも活路を見出そうと、笹カマも必死です。


やりすぎた感のある、つぶらな瞳までつけてしまった笹カマ。
若い女性へのアピールを狙ったのかもしれませんが、笹カマに目がついたらただのイモムシです。


笹カマ最終形態ともいうべきナシイラガ。
伝統の壁を突き破るのはいいのですが、もはや笹カマの片鱗すら残っていません。


トゲに触れると激痛が走るという、そもそも食用すら前提にしていない仕様。
職人の矜持を感じます。
食はつきつめると芸術にまで高められるのです。