百合

2008年01月02日 | その他植物
2007年7月写真。

今年最初の花は、ユリ(百合)。

「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」という美人の形容があるとおり、優雅な花の代表格。

またキリスト教で白い百合(マドンナリリー)は聖母マリアの純潔の象徴。
受胎告知の絵画で、聖母マリアを恫喝している(ようにしか見えない)大天使ガブリエルが持ってるアレ。
残念ながらマドンナリリーは聖書の地でも稀少らしく、そうそう見られるものではないようだ。

和名の由来は、「揺り」からというのが一説。
「百合」という漢字は、球根が多数の鱗片からなっていることから。


 ユリ科 リリウム(ユリ)属
属名のLilliumは、古いケルト語のli(白)とlium(花)からなり、マドンナリリーの花色から。
花言葉は「純潔」「荘厳」「神秘的な美」「純愛」「無垢」「艶めかしさ」「虚偽」など。


コオニユリ?

ちなみに、女性の同性愛をなぜ「百合」と称するのかは、ウィキペディアの記事を参照のこと。
ふーん、そうだったのかー。


アップだと結構怪生物。


花は近くで見るもんじゃありません。



2 コメント

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Unknown (yyzz2)
2008-01-02 19:29:44
百合といえば,高い茶碗蒸しの底に沈んでいる奴しか思い浮かばなかったりして.言われれば確かに花.
花は遠くから見るか,食べてしまうか,ですね.

そういえば,澁澤訳サドでは「千鳥」という訳語を使ってましたね.
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yyzz2さんへ (ふにょ)
2008-01-02 20:55:52
私は百合というと百合根がまっさきに浮かびます。
次が「お姉さま」な世界。
花は3番目です。

>澁澤訳サド
残念ながらきれいさっぱり覚えてないです。
「千鳥 澁澤」で検索してみたら、2ちゃんのサドスレを発見。
http://mentai.2ch.net/book/kako/995/995972625.html
千鳥は女の同性愛の古い隠語か…。
広辞苑にも載ってないんですけど。
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