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2010年10月30日 | ゲーム・アニメ
ゲーム制作。
ひと晩にしてダンジョンマップを3D化。
ウソです。

吉里吉里同梱のプラグインのひとつ、パース変形を試してみただけ。
プラグインの読み込みは

Plugins.link("perspective.dll");

これだけなのだが、必ずstartup.tjs(プロジェクトフォルダ内にある)に書く必要があるので注意。
first.ksとかではダメ。
実際に使うときの書式は

Layer.perspectiveCopy(src, left, top, width, height, x1, y1, x2, y2, x3, y3, x4, y4)

src コピー元レイヤ
left コピー元 left
top コピー元 top
width コピー元 width
height コピー元 height
x1 左上コピー先
y1 左上コピー先
x2 右上コピー先
y2 右上コピー先
x3 左下コピー先
y3 左下コピー先
x4 右下コピー先
y4 右下コピー先

と、パラメータうじゃうじゃ。
記述例はこんな感じ。

kag.fore.layers[0].perspectiveCopy(kag.back.layers[0],0,0,400,350, 120,30,280,30,0,320,400,320);




こっちの画像は、やはり吉里吉里同梱のプラグインで実現できる拡張トランジション。
吉里吉里ベースの商業ゲームでも見かける、画面がタイルでもめくるように暗転するあの効果。
呼び出しは

Plugins.link("extrans.dll");

kagのタグなら

[loadplugin module="extrans.dll"]

でいいはず。(試してない)
こっちは起動時にfirst.ksからでも読み込んでおけばOK。

使い方はkagタグのトランジションでmethodを「turn」にするだけで、

[trans method=turn time=600]

こんな感じ。
背景色を指定するオプション「bgcolor」もあるが、省略して問題なし。(デフォルトはたぶん0x000000)



この画面がぽよよ~んと波紋のように揺れる効果も、やはり拡張トランジション。
やはり商業ゲームで、すげーと思って見ていたら吉里吉里の機能そのまんまでしたというオチ。
呼び出しはturnトランジションと同様で、記述例は

[trans method=ripple time=600]

こっちはオプションがいっぱいあるが、こだわらないなら全部省略してOK。

他にも、画面がうにょうにょうねったり(wave)、くるくる回りながら入れ替わったり(rotateswap)、モザイクかかったり(mosaic)など、拡張トランジションはいろいろあるです。




トランジションで遊んでばかりいたわけではなく、一応ステータス確認も完成させてます。

あとフラグキャプターアベル第2話の下書きも。
あれ本当に続くらしい……。