黒毛蕊花

2010年01月24日 | その他植物



2009年7月上旬。


同9月下旬。

クロモウズイカ(黒毛蕊花)。
別名・ダークマレイン。

ヨーロッパ原産の、ゴマノハグサ科の越年草。
全体につるっとしたビロードモウズイカといったところで、やはり観賞用に持ち込まれたものが野生化。
ビロードモウズイカと比べると少々小柄で、丈は1メートルほど。

初夏ごろから長い花穂を伸ばし、黄花を密に咲かせる。
雄しべに毛が生え、紫色をしていることから「黒毛蕊花」。
茎葉からはタデ科のような印象を受けてしまうが、この雄しべを見れば、なるほどビロードモウズイカの仲間だと分かる。


 ゴマノハグサ科 バーバスカム(モウズイカ)属
属名のVerbascumは、ラテン語で「ヒゲ」を意味する語が由来とのこと。