臭木

2008年01月28日 | その他植物

2007年7、8、10月写真。(上2枚は8月)

クサギ(臭木)。

あんまりなネーミングである。
茎葉に悪臭があることかららしい。
が、別に葉を触ったぐらいで臭うわけでもなし、葉も花もどこかエキゾチックな雰囲気の植物だけにお気の毒。

若芽はなんと食用にするとか。
また果実は染料にするという。


 クマツヅラ科 クレロデンドルム(クサギ)属
属名のClerodendrumは、cleros(運命)とdendron(樹木)からなり、最初この属のセイロンでの2種が注目されて、それが「幸運の木」「不運の木」と呼ばれていたことから。


7月上旬の蕾。


7月下旬の蕾。
はじめてこの蕾を見つけたときには、どんな花が咲くんだろうとこまめに覗きにいっていたものである。

……で、念願の花を拝んで、喜び勇んで名前を調べて脱力。
そらないぜ、とっつぁん。


10月の実。
見所満載の木なんだけどなあ……。