アフリカンマリーゴールド

2010年04月14日 | その他植物





2009年7月下旬写真。

アフリカンマリーゴールド。
別名・センジュギク(千寿菊)、マンジュギク(万寿菊)、アメリカンマリーゴールド。
英名・African Marigold、Aztec Marigold、Big Marigold

中央アメリカ原産の、キク科の一年草。
日本への渡来は、1600年代と意外に古い。

一般的に見られるフレンチマリーゴールドに比べて、圧倒的に大きな花を咲かせる種類で、花の直径は10センチ前後になる。
開花は初夏から秋で、花色は橙から黄・白など。フレンチマリーゴールドのような複色品種はまだない模様。
草丈も本来なら1メートル近くと巨大だが、写真のように丈はフレンチマリーゴールドと大差ない矮性種もある。

メキシコあたりが原産なのになぜ「アフリカン」なのかというと、北アフリカに持ち込まれたものが帰化して、それを品種改良したことによるらしい。
特にアメリカで育種が進んだことから「アメリカンマリーゴールド」とも呼ばれる。
英名の「Marigold」は、聖母マリアの「Mary's Gold」、あるいは「沼」を意味する英語の「Marsh」・フランス語の「Marais」+「Gold」などの説がある。
「Aztec」はメキシコ先住民の名。


 キク科 タゲテス(マンジュギク)属
属名のTagetesは、エトルリアの神Tagesの名より。