スーパー未勝利戦も残すところ1日。
その中でも最後の最後の未勝利戦へ出走するレッドラミアです。
脚部不安でここまで来てしまいましたし、中間熱発&競走除外もありました。
もう芝のレースもありません、満身創痍? ギリギリです。。。
芝のイメージのディープ産ですが、血統は兎も角見た目はダートもこなせる筈。

レッドラミア
15.09.30(藤原英厩舎)
本日は坂路にて併せ馬で追い切りました。
坂路 53.4-38.7-25.0-12.9 馬なり
内リラコサージュ馬なりと併入
※今週3日(土)阪神4レース・3歳未勝利(D1400m)か4日(日)阪神3レース・
3歳未勝利(D1800m)に出走を予定しています。想定から土曜日4レースは除外の
可能性があります。
助手「単走だと時計が出すぎてしまう可能性があるので、今日は前に馬を置いて追い切り
ました。仕掛けてからの反応がとても良くて、手応えも終始楽なまま、最後は流すくらいの
余裕がありました。前運動をしている時などは少しチャカチャカしてヤンチャな面を見せる
ことがありますが、入れ込みまではいきませんし、元気があっていいのではないでしょうか。
1週スライドしてその分しっかり乗り込むことが出来ましたし、状態は上向いてきていると
思います」
15.10.01(藤原英厩舎)
本日は角馬場でハッキング調整の後、ゲート練習を行いました。
※今週4日(日)中山3レース・3歳未勝利(D1800m)に川田騎手で出走します。
藤原英調教師「昨日強い追い切りをしていないので、今朝は角馬場で調整したあとゲートに
行って発馬まで練習しておきました。特に問題なかったと思います。今日からチークピー
シーズを試してみましたが、周回コースでも集中して走っていたというので競馬でも着ける
ことにしました。想定を確認したところ、阪神よりも日曜日中山の未勝利戦の方が出走を
予定している馬が少ないようですし、メンバーも手薄なのでそちらに回ろうと考えています。
美浦回りではなく、直接中山に入れそうですし。当日は前回騎乗してこの馬のことを分かっ
ている川田騎手もいるので、また乗ってもらえることになりました。ダートについては
なんとも言えませんが、能力は確かなので決めたいです」
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兎に角陣営のここまでの努力には感謝です。
その期待に応えて頑張ってきたラミアも褒めてあげたいです。
最後の未勝利戦、まずは無事に走ってもらいたい、そして本当に
その馬に力があるのなら勝てるべき馬に道は開かれる筈。
それがどの馬かとは言わないし、他の出走馬を蹴落として勝って欲しい
とまでは言わないし言いたくない。
でもその子の持てる力は発揮して欲しいな。
以下東京TCのコラムです
叔父はダートG1ホース
昨年ダービー翌週の6月7日に始まった2012年生まれ世代の
新馬、未勝利戦は明日で長くも短かった戦いの幕を閉じます。
時間的には中山3Rのダート1800mがフィナーレでしょうか。
この最後の最後、たった1枚だけ残されたカードを手にするため
レッドラミアが苦難に満ちたクエスト(探求の旅)に旅立ちます。
馬はレーシングカレンダーに合わせて成長するものではないし、
番組編成は馬の成長を待って多様多彩に用意されるわけもなく、
今やダート1800mというカードだけが残されているのみです。
馬の状態とコース適性を秤にかければ藤原英昭先生にとっては、
あちらを立てればこちらが立たず的な苦渋の決断になりました。
父ディープインパクトが芝専用というのは知れ渡っています。
無理にもラミアのダート適性を探せば、母マウントコブラの
半弟でラミアには叔父にあたるクォリティロードという馬が
ダート王国アメリカを舞台にハイレベルなG1を4勝した強豪。
裂蹄でクラシックこそ棒に振っていますが、無事であればと
惜しまれる逸材でした。ただバリバリのダート馬だったかには
少なからず疑問があり、全8勝中3回はレコード勝ちの圧勝と
傑出したスピードの持ち主であったことからも、資質的には
芝向きのポテンシャルだったかもと疑わせるフシもあります。
実際、種牡馬としての実績がそれを如実に物語っています。
初年度産駒からホーテナニーがロイヤルアスコットに遠征し、
ウインザーキャッスルSを勝ち、フランスG1モルニ賞で2着、
遠征帰りの大一番BCジュベナイルターフを制覇するなど、
芝のビッグレースに高い適性を示したのはご存じの通りです。
自身も芝でこそ本領発揮するタイプだった可能性はあります。
ラミアの母系も母父マウントリヴァーモアはナスルーラ直系の
スピード馬でBCジュベナイルFのイライザを出しています。
彼女は日本でデビュー2連勝したミスターケビンのお母さん。
芝で爆発的な瞬発力を発揮する血統といった趣きがあります。
祖母父ストロベリーロードはジャパンCに来日したときの
パドックを周回する馬っぷりの良さが印象に残っています。
総帥・吉田照哉さんはじめ社台スタッフが母マウントコブラを
牧場に迎え入れた見識と相馬眼を素直に信じたいと思います。
現実のダート戦を前に、そんなことも言っていられませんが、
ラミアが父母から受け継いだ能力を信頼するしかありません。
調教の洗練された走りは競走馬になるため生まれてきたよう。
未勝利馬で終わるとはとても思えない垢抜けぶりが光ります。
ポテンシャルの高さは、関係者の見込み通り一級品でしょう。
仕上がり途上、除外、熱発、長距離輸送はと三重苦、四重苦に
がんじがらめのレッドラミアですが、彼女とスタッフの皆さんの
頑張りを中山の空に向けてひたすら祈りたいと思います。
ダートという最初で最大かもしれない難関を切り拓けば、
夢にも見なかった栄光の門が待ち受けているでしょうから。
THE STAR CLUB / ICE MY BOMB
リミットブレイクの応援ソングでしたが、限界スレスレ極限
って事でラミアちゃんにもこの曲で応援。
お馬さんとイメージ違いすぎるけど (^◇^;)
ババババばっくれたい程ヤバヤバやばすぎる
限界さ~スレスレだー極限絶頂フィーリング
ICE MY ICE MY BOMB~
STAR CLUB の日影は心筋梗塞で倒れてから47日程でステージ復帰。 不死身です。