布屋忠次郎日記

布屋忠次郎こと坂井信生の日記

堀江メール問題の落としどころ

2006-02-27 12:48:53 | ニュース
民主党では「前原体制に影響の出ない着陸点」をさぐっているらしい。

与党からは「影響力が落ちたままの前原体制」でいたほうが何かとやりやすいという考えからか、強行な責任論は出ていないらしい。そういうことでは、(「前原後」をまかせられる人材がいるなら)民主党はなんらかの責任を取ったほうが、今後の野党第一党としての堂々とした国会対策につながるのかもしれない。

でもね、今回の騒動って、党首とか国体委員長とかが責任をとるほどのことなのかな。
確かにかなり拙速だったと思うけど、だからって「今後は立件できるほど確実な証拠が固まってからでないと追求できない」ということになっても困るんだよね。それは立法の仕事じゃなくて司法の仕事でしょ。

あと、永田議員の辞職には反対しときます。
とんでもないミスだけど、選挙区か比例か知らないけど永田氏を国会に送り込んだ有権者の投票を無にしなければらないほどのミスとは思えません。

今回のことは、「謝って済む問題」だと思うんだけど。
永田さんと野田さんくらいで国会で「ごめんなさい」して、そのあとで前原さんも記者会見で「今回のことは申し訳なかった」くらい言ったら?国会議員といえば「謝らない人」というイメージがあるから、すなおに謝るだけでかなり印象よくなるんじゃない?