医科歯科通信  (医療から政治・生活・文化まで発信)



40年余の取材歴を踏まえ情報を発信

メディアは否定的な面より前向きな面を伝えるべきだ

2014-10-18 09:40:11 | 編集スクランブル
★新聞週間

民主主義とは、国民が主体的に物事を判断し、意思決定に加わるシステムだ。
判断するには情報がなくてはならない。
この要請に応える中心的なメディアが新聞であることを、改めて自覚した。
読者の支えあってこそ「最も信頼できるメディア」という新聞の地位があるからだ。
★新聞・通信・放送の計130社が加盟する日本新聞協会は2000年に新しい新聞倫理綱領を制定した。
「自由と責任」「正確と公平」「独立と寛容」「人権の尊重」「品格と節度」の5つを掲げている。
「人権の尊重」の項目では、報道を誤ったときは速やかに訂正すべきだと説いている。
新聞は情報社会の礎になる。
★認知症の疑いなどで保護された身元不明者。
個人情報保護などを理由に写真や詳細を公表しない自治体。
情報を優先するのか? 人権を優先するのか?
★「明らかに本人の利益になるなら、情報を公開するのは筋」
★国会議員も徘徊して行方不明になった人の問題に積極的に取り組んでほしい-鈴木秀美さん
★みんなが気が付かなかったったことを気付かせてくれた、発掘型のスクープと言える-池上彰さん
連載企画「老いてさまよう」毎日新聞の記事が、新聞協会賞を受賞した。
★日本の新聞は10年間で100万部減った。
たとえ国同士が険悪な状況にあっても、正確な情報を正しく伝えることによって誤解や対立を解くことができると思う。
★メディアは否定的な面より前向きな面を伝えるべきだ。

一億総白痴化

2014-10-18 08:25:42 | 社会問題・生活
番組の背景に、わざとらしい大笑い!
連続して繰り出される「爆笑」ほど耳障りなものはない。
「何が、そんなの可笑しいのか?」
不愉快な気分が募るので、別の番組を見るが、そこでも大笑いが挿入されている。
特にお笑いタレントが、芸のなさをカバーするごとき自ら大笑いしているのは見苦しい限り!
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一億総白痴化(いちおくそうはくちか)とは、社会評論家の大宅壮一が生み出した流行語である。
「テレビというメディアは非常に低俗なものであり、テレビばかり見ていると、人間の想像力や思考力を低下させてしまう」という意味合いの言葉である。


大宅壮一がこの記事を書く動機となったのは、三國一朗司会の視聴者参加番組『ほろにがショー 何でもやりまショー』(日本テレビ、1956年11月3日放送分)であるとされている。
大宅の娘でジャーナリストの大宅映子の談話によると、出演者が早慶戦で慶應側の応援席に入って早稲田の応援旗を振り、大変な騒ぎになって摘み出される場面を見た大宅は「阿呆か!」と呟いたという。

また、朝日放送の広報誌『放送朝日』は、1957年8月号で「テレビジョン・エイジの開幕に当たってテレビに望む」という特集を企画し、識者の談話を集めた。
ここでも、松本清張が「かくて将来、日本人一億が総白痴となりかねない。」と述べている。

このように、当時の識者たちはテレビを低俗なものと批判しているが、その背景には書物を中心とした教養主義的な世界観があった。

書物を読む行為は、自ら能動的に活字を拾い上げてその内容を理解する行為であり、それには文字が読めなければならないし、内容を理解するために自分の頭の中で様々な想像や思考を凝らさねばならない。
これに対して、テレビは、単にぼんやりと受動的に映し出される映像を眺めて、流れてくる音声を聞くだけである点から、人間の想像力や思考力を低下させる、といったことを指摘している。

「一億総**」という用法に関しては、これ以前にも太平洋戦争で本土決戦が差し迫った際の「一億玉砕」「進め一億火の玉だ」、敗戦後の「一億総懺悔」(当時の東久迩宮首相)といった語もあり、大勢に流れ易く流れに棹差す日本人の集団主義心性も表している。
高度経済成長以後には55年体制下安定した政治経済を背景に貧富の差の少なくなった「一億総中流」といった語も生まれた。

大宅が「一億(総)白痴化」と発言した時代ではテレビは高級品であったが、現在ではテレビが各家庭に普及しており、人々が生活に必要な情報を得る手段として定着し、普及率も百パーセントを超えた。
また番組の低俗化に対する度重なる批判に答える形で、番組内容向上のための組織が、NHKや民放連によって設立され、発展して現在のBPOとなっている。

大宅が指摘しているのは、テレビを次々と視る事により、「思想が刷り込まれ」たり、「思考停止」に陥ったりする可能性から、白痴化と発言したのではないか、という考え方がある。
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<問題行動>いじめ20万件時代…ネット使い最多8787件

2014-10-18 07:57:32 | 社会問題・生活

毎日新聞 10月16日(木)20時52分配信


 文部科学省が実施した2013年度の問題行動調査で、全国の国公私立の小中高校、特別支援学校で認知されたいじめ件数は18万5860件だったことが分かった。前年度の約19万8000件に比べ減ったものの依然高水準で「いじめ20万件時代」に入ったことをうかがわせる。

 都道府県別では1000人当たりの認知件数は全国平均が13.4件だったが、最多は京都府の99.8件、最少は福島県の1.2件と開きがあった。

 同省は「自治体、学校ごとで把握の方法が一様でないことが要因。国の手引きを精査し、客観的で的確に認知できるようにしていきたい」と話している。

 いじめのうち、インターネット上で誹謗中傷(ひぼうちゅうしょう)する「ネットいじめ」は8787件で過去最多。全体に占める割合は4.7%だが、高校ではその割合が高く、約2割を占めた。

 昨年9月施行のいじめ防止対策推進法が示す対策の取り組み状況(今年10月現在)を調べた結果、都道府県に比べ市区町村の遅れが目立った。各自治体が作る「いじめ防止基本方針」は、策定中の奈良県以外の都道府県で策定済みだったが、市区町村は4割強。学校や教委、児童相談所など関係機関でつくる「いじめ問題対策連絡協議会」も都道府県は9割超が設置済みに対し、市町村は3割程度だった。同省は「都道府県の方針や組織を参考にする市区町村もあり、今後は増える」とみている。【三木陽介】

反抗・暴言 荒れる児童

2014-10-18 07:50:53 | 社会問題・生活

問題行動調査:反抗・暴言、荒れる児童 社会のひずみ、ストレスに

毎日新聞-2014年10月16日

反抗的な態度を見せ、ささいなことで教室を飛び出したり、突然壁を殴ったり。広島県の市立小校長は「調査統計には含まれないが『言葉の暴力』も目立つ」と嘆く。教員とすれ違いざまに「うざい」「死ね」と暴言を吐く児童が珍しくない。

小学校教員からは悲鳴が上がり、専門家は「荒れの背景には貧困など社会のひずみが子供のストレスとなって表面化している」と指摘。学校や行政は ... 反抗的な態度を見せ、ささいなことで教室を飛び出したり、突然壁を殴ったり。広島県の市立小 ... 教員とすれ違いざまに「うざい」「死ね」と暴言を吐く児童が珍しくない。

夜咲く花に 魅せられる

2014-10-18 06:08:31 | 雑記・断片・映像


今朝の取手は、午前3時45分、気温11度。
「晴れているから、よけい寒く感じるな」と玄関前でタバコを吸っている荒川さん(仮名)さんが空を見上げあた。
三日月が頭上に輝き、星もクッキリ見えた。
午前3時代の時間帯に洗濯物を干している人もいた。
毎日、その光景を見て「働き者のご婦人だな」と感心する。
荒川さんの並びの家で新道に面した昔ながらの木製の雨戸を戸袋に収めている人もいる。
そのガラガラと響く音を聞くと母の故郷の1間廊下の雨戸雨戸を思い出す。
畑へ出て行く前に伯母が雨戸を開ける音で目覚めた。
同じ年の従弟は8月生まれで、当方は7月生まれ。
毎日、俳句を10句作る従弟であった。
当方は詩作である。
夏休みの1か月を沼田の利根町で過ごしていた。
ペンネームは東雲立華
今朝の散歩で沼田へ行って見たいとも思う。
最後に沼田に行ったのは遺産問題の時で、30年も前である。



○ 足もとの バッタ飛び出す 土手の道
○ 盆栽の 10月桜 咲き誇る
○ 生垣の 夜咲く花に 魅せられる