医科歯科通信  (医療から政治・生活・文化まで発信)



40年余の取材歴を踏まえ情報を発信

エボラ熱で米欧5カ国協議

2014-10-17 08:38:30 | 医療と介護
オバマ氏「安保の危機」 と述べる

日経 電子版 10月16日 配信

 【ワシントン=川合智之】オバマ米大統領は15日、キャメロン英首相、オランド仏大統領、メルケル独首相、イタリアのレンツィ首相とテレビ会議で協議した。西アフリカで猛威をふるうエボラ出血熱への国際的な対応方針について議論した。オバマ氏は「より早く、より強い対応が必要だ」と述べ、リベリアやシエラレオネ、ギニアへの国際支援を一層強化すべきだと強調した。
 首脳らはエボラ熱感染拡大を阻止するため、より多くの国から支援を得られるよう協調するとともに、現地での取り組みでも協力することで合意した。オバマ氏は「人道的な悲劇であるだけでなく国際安全保障の危機だ」と述べ、感染の広がりを食い止めるために資金や人材を集める必要性を訴えた。
 オバマ氏は15日、予定されていた遊説を取りやめて緊急対策会議を開き、声明で「より積極的な監視が必要だ」と述べた。空港での検疫強化を検討するとともに、米疾病対策センター(CDC)に対し、エボラ熱に感染した疑いのある患者が出た病院に対応チームを24時間以内に送り支援するよう指示した。
 エボラ熱に陽性反応を示した米テキサス州ダラスの病院の医療従事者は15日、ジョージア州アトランタの病院に移送された。ダラスの病院では8日にリベリア人男性が死亡し、治療にあたった別の女性看護師が感染するなど、感染防護策が不十分との指摘があった。アトランタの病院はリベリアでエボラ熱に感染して帰国した米国人医師の治療に成功した実績がある。
 米メディアによると、陽性反応が出たのは29歳の女性看護師。隔離された前日の13日にオハイオ州クリーブランドからテキサス州ダラス行きの航空機に搭乗していたが、その際に37.5度の微熱があったという。CDCのフリーデン所長は15日、「飛行機で移動すべきではなかった」と述べ、同乗していた132人の体調を調べている。
 米欧5カ国首脳は過激派「イスラム国」についても協議。外国人戦闘員の流入を止め、イラク治安部隊や穏健派のシリア反体制勢力に軍事支援する取り組みについて再検討した。ウクライナについては経済支援の必要性について議論した。

週1万人のエボラ感染者も

2014-10-17 08:34:54 | 医療と介護

国連安保理でも報告


共同通信社 2014年10月15日(水) 配信

 【ジュネーブ、ニューヨーク共同】世界保健機関(WHO)のエイルワード事務局長補は14日のジュネーブでの記者会見で、西アフリカでのエボラ出血熱の感染拡大について、1週間当たりの新たな感染者数が現在の約千人から12月上旬には5千~1万人になる恐れがあると指摘した。こうした内容は、エボラ出血熱をめぐる14日の国連安全保障理事会の会合でも報告された。
 主要な感染地域であるリベリア、シエラレオネ、ギニアの3カ国での拡大が加速しているとみられるため。
 一方、国連エボラ緊急対応支援団(UNMEER)のバンベリー代表は安保理の会合で、国連各機関などから計84人が現地に派遣され、活動を始めていると報告した。
 WHOは同日、新たな感染者が出ていないセネガルについて17日に、ナイジェリアについては20日にそれぞれ終息宣言できる可能性が出てきたと明らかにした。
 WHOの集計によると、ナイジェリアの感染者は疑い例も含めて20人で、死者は8人。セネガルは感染者が1人で死者は出ていない。
 UNMEER本部があるガーナの首都アクラから映像を通じて報告したバンベリー氏によると、固定翼機1機とヘリコプター5機、車両69台も配備された。
 84人には世界保健機関(WHO)や国連児童基金(ユニセフ)などのほか、米疾病対策センター(CDC)の要員も含まれる。中国疾病予防コントロールセンターの専門家も合流するという。

医院以外での看護師の採血、医師の立会い不要

2014-10-17 08:31:53 | 医療と介護

医師の指示、端末でも可
――採血伴う健診事業で見解 経済産業省


薬事日報 2014年10月15日(水) 配信

 経済産業省は、スポーツクラブ等で採血する健康診断の実施に当たって、看護師が医師の指示としてタブレット端末等を利用しても差し支えないとし、代理人が診療所開設届出を行うことも医療法に抵触しないとの見解を明らかにした。
 経産省は、産業競争力強化法に基づくグレーゾーン解消制度について、スポーツクラブ等で採血を伴う健康診断を実施する事業に関して、健康サービス企業から照会を受け、厚労省と検討を行った結果、健康診断で看護師の採血行為に必要となる医師の指示については、医師の立ち会いまで求めるものではないとし、タブレット端末を利用したテレビ電話で行っても保健師助産師看護師法に違反しないとの見解を示した。
 また、代理人が診療所開設届出を行っても医療法に抵触しないとの見解を示す一方で、無床の診療所開設に当たって必要な届出事項は、臨床研修等を終了した医師、歯科医師、助産師が開設後10日以内に届け出なければならないとする医療法施行規則に従うこととした。

血液の強制採取可能に 

2014-10-17 08:23:56 | 医療と介護

感染症法改正案を提出


共同通信社 2014年10月15日(水) 配信

 政府は14日、エボラ出血熱や結核、新型インフルエンザなど、国民生活に重大な影響を与える感染症の疑いがある場合に、患者が拒否しても強制的に血液などの検体を採取できる感染症法改正案を閣議決定し、臨時国会に提出した。
 西アフリカを中心としたエボラ熱の流行や、約70年ぶりにデング熱の国内感染が確認されたことなどを受け、重大な感染症の拡大防止に向けた情報収集体制の強化を図る。
 改正案には都道府県知事の権限として、患者や医療機関に対し、血液などの検体の提出要請をできるとする規定を盛り込んだ。致死率が高いエボラ熱やペストなどの1類感染症、結核やH5N1型鳥インフルエンザなどの2類感染症、新型インフルエンザなどについては、患者が検体の提供を拒んでも採取を実施できる。
 さらに中東を中心に患者が増えている中東呼吸器症候群(MERS)や中国で広がったH7N9型鳥インフルエンザを2類感染症に指定、患者の強制的な入院などを可能にする。

混合診療拡大16年から 厚労省、通常国会に法案

2014-10-17 08:21:28 | 医療と介護

共同通信社 2014年10月14日(火) 配信

 厚生労働省は10日に開かれた政府の規制改革会議で、保険診療と保険外の自由診療を併用する「混合診療」の拡大策「患者申出療養(仮称)」を、2016年をめどに実施する考えを示した。規制改革会議側は早期に実施するよう要望した。
 厚労省は、中央社会保険医療協議会などで安全性や有効性を確認するための審査方法を協議し、来年の通常国会に関連法の改正案を提出する。
 患者申出療養は、患者の希望を重視して混合診療を認める新たな仕組み。混合診療を認めるまでの審査期間を大幅短縮する。患者が混合診療を受けられる病院や診療所も全国各地で大幅に増える可能性がある。
 同会議は今後、労働分野の規制緩和を関係者と意見交換し、来年3月に方針をまとめる。

ビフテキのスエヒロ商事、東電依存が招いた不運

2014-10-17 08:17:49 | 社会問題・生活

企業信用調査マンの目 

(帝国データバンク ・ 篠塚悟 )

日本経済新聞 電子版 10月15日 配信

 ビフテキと聞いて「スエヒロ」の屋号を思い浮かべる方も多いのではないか。今年2月、都内を中心に「銀座4丁目スエヒロ」のブランドでステーキ・しゃぶしゃぶ店を展開してきたスエヒロ商事(東京・中央)が東京地裁から破産手続きの開始決定を受けた。
負債総額は9億7200万円。ビフテキが特別なごちそうだった時代が終わり、牛肉という食材の大衆化が進行する中で、消費者ニーズに即した業態に変われなかったのが破綻の原因とされる。だが、それだけではない。最終的な致命傷となったのは「風評被害」。そして「得意客だった東京電力への過度な依存」という隠れた要因だった。
■多店舗・多角化、90年代前半にピーク
 まず読者の誤解を解いておこう。破綻したのはスエヒロ商事とその傘下の店であって、現在あちこちで営業しているスエヒロを冠にした多くの飲食店は、スエヒロ商事とは直接関係のない健全な経営主体の下で運営されている。

閉鎖された航空会館スエヒロ店。東京電力関係者が多く利用していた(2014年3月撮影)
 「スエヒロ」ブランドの発祥は、1910年(明治43年)に遡る。上島歳末が大阪の北新地で創業した洋食店「弘得社」(こうとくしゃ)をルーツとしており、その後、のれん分けを通じて関西、関東を中心に14社ほどに分かれ、「ビフテキのスエヒロ」として全国に広まっていった。現在、その数は6社ほどにまで減ってしまったが、源流を同じくする業者は「スエヒロ会」を結成し親睦を図っている。あくまで親睦団体で資本や取引上などで強い関係があるわけではないが、グループ間の相互援助があるものと勘違いしている取引業者もいるもようだ。
 スエヒロ会の1社でもあったスエヒロ商事は、東京に移り住んだ関係者一族で歳末の甥(おい)にあたる上嶋孝が1935年(昭和10年)に東京・日比谷で開業したビフテキ店が原点。法人に改組したのは75年のことだが、これに先立つ70年に銀座4丁目店を、78年には新橋店(後の航空会館スエヒロ店)をオープンしている。以降も渋谷109店、沼津店、千葉店など多店舗展開を図っていった。
 87年に孝が社長から会長へ退き、その長男である棟一郎がトップに就任する。多店舗展開に加えて業態の多角化にも乗りだし、スパゲティ店、百貨店での物販、催事販売、ケータリングサービスなども展開。94年12月期には年商が約20億円に達した。
 しかし90年代半ば以降、バブル崩壊と価格破壊の波が老舗外食店を襲う構図が鮮明になってくる。社用族の激減で高価格帯は一部の店しか潤わない。競争から脱落した店は値下げによる顧客拡大に活路を見いだそうとするが、そこは既に割安・激安店が顧客の囲い込みにしのぎを削っていた。

 ステーキも例外ではなく、スエヒロ商事は比較的安価なメニューを用意しファミリー層の取り込みを意識するなど顧客層の拡大を試みていたが、景気低迷が長引くほどに、輸入牛肉を使った低価格店や食べ放題を売りにする店に顧客は流れていった。「スエヒロ商事の価格設定、位置づけは中途半端だった」と業界関係者は指摘する。
■BSEの風評被害を引きずる
 追い打ちをかけたのが、BSE(牛海綿状脳症)問題だった。BSEはたんぱく質の一種である「異常プリオン」が原因で脳の組織がスポンジ状になる牛の病気で、日本では2001年9月に初の感染牛が確認された。足がもつれて倒れ込む牛の映像がテレビで繰り返し流れ、「食べたら危ない」との風評が一気に広がった結果、国内の牛肉需要は大きく落ち込んだ。この騒動の影響は03年ごろまで続き、スエヒロ商事の年間売上高は12~13億円まで落ち込んだとみられる。

2008年夏に開店した「銀座4丁目スエヒロ新宿店」はカジュアルと高級路線の同居が売りだった
 タイミングの悪さもあった。08年8月、多額の資金を投じて戦略店舗「銀座4丁目スエヒロ新宿店」をオープンしたが、その直後にリーマン・ショックが襲いかかった。リーズナブルな価格ゾーンと高級価格ゾーンをもうけ、新規顧客を開拓しながら将来の社用リピーターにつなげていくという意欲的な戦略だったが、想定していた利益があがらず資金繰りは悪化した。
 そして決定的なダメージとなったのが11年の東日本大震災と原発事故だった。実は同社の主力店舗である航空会館スエヒロ店の上得意先の一つが、周辺に本店や事務所を構える東京電力だったのだ。
 事故後は当然、東電社員による宴会はなくなった。昼食もほとんど利用されない。事務所など周辺不動産も売却されることになり、そこの入居者も利用しなくなった。そして東電と取引のある関係者の出入りも激減した。結果として、航空会館スエヒロ店は売上高が4割も減り利益のほとんどが吹き飛ぶ状態になってしまった。
 風評被害やイベントリスクといった予想外の事態に企業が翻弄されることは少なくない。コントロール不能とあきらめるか、それとも何とか打開策を見いだそうと努力するか。企業としての底力や経営者の力量が問われる極限の場面でもある。

 スエヒロ商事は通信販売といった一部事業を実質一体運営にあった銀座4丁目スエヒロ(東京・港)へ譲渡するなど立て直しの模索を続けたが、13年に入ると取引先への支払いにも支障を来たし資金繰り悪化が表面化する。13年12月には、債権者に対して「債務状況調査・検討等に関する受任のお知らせ」を通知。この時点で弁護士は「債務整理が前提ではない」と話していたが、通知に先立ち銀座4丁目スエヒロでは上嶋一族は辞任。コンサルティング会社代表を務める人物が同社の株式を取得し、スエヒロ商事と資本関係が切り離されていた。
■経営者は不運に立ち向かったのか
 意思決定の主導権が引き続き上嶋一族にあったのか、それともコンサル会社に移ったのか定かではないが、その後、一部レストラン事業や総菜事業なども銀座4丁目スエヒロへ売却された。そして年明け1月、ついに主力の航空会館スエヒロ店が閉鎖される。これでスエヒロ商事には主力といえる事業がほとんどなくなってしまうのだが、破産する2月7日までの間、経営陣から今回の事態について説明がなされることはなかったという。破産後も関係者からは「長いつきあいで大きな取引もあったが、やり取りは全て現場の担当者。社長や経営陣が現場に出てきたことはほとんど無かった」との恨み節が聞かれた。
 大きな不運に襲われた同社に一抹の同情を禁じ得ないが、経営者はその不運に最後まで誠実に向き合ったのだろうか。十分な説明をしない姿勢は関係者の疑心暗鬼を呼ぶ。破綻直前、スエヒロ商事に対し家賃の支払いを求める訴訟や借入金の金利の支払いを求める訴訟が相次いで提起されている事実が後味の悪さを物語っている。=敬称略
篠塚悟(しのづか・さとる):帝国データバンク東京支社情報部情報取材課長。都市銀行を経て98年(平成10年)同社に入社、情報部に配属。中小企業から大型倒産まで数々の破綻を取材してきた。08年、東京支社情報部取材課長補佐、12年4月から現職。企業の資金繰りや金融面からの情報分析などを得意とする。千葉県出身。43歳。



栄枯盛衰、世の習いとはいうものの……世の中の変化への対応を見誤ると、悲惨な結果になるという教え。
いま銀座で一番流行っている食事の店は「いきなりステーキ」という立ち食いステーキの店というのは、皮肉な話。
(馬太郎)

お目当ての「獺祭」を飲む 阪神が連勝!

2014-10-17 07:27:39 | 医療と介護


昨夜は雰囲気を味合うわめに、後楽園の東京ドームまで行く。
「立ち見席だって、満員だよ!行くだけムダじゃないの!」と家人はとがめるが・・・
それから新橋へ行く。
未来予測研究会である。
帰りに地酒専門の「野崎酒店」でお目当ての獺祭を飲む。
やはり美味しい!
カラスミは、ボラの卵とは知らなかった。
さすが、地酒専門美味しい酒を置いていて味わえた。
阪神が連勝!
家人からのメールで知る。









あなたの長所?

2014-10-17 06:46:50 | 雑記・断片・映像
○ 筑波路を 夕焼け小焼け 口ずさむ
○ 主人なき 家に加わる 友が家






京都地裁民事部から電話連絡があり、名誉毀損民事訴訟は電話での対応となる。
京都地裁から水戸地裁への移送を願い出ていたが、今回の措置となった。
願いが適わなけば、再度の「京都旅行」へ行く心構えでいたが・・・

昨日の午後1時からの地元八重洲の会合で司会進行を務め、当方が企画した質問コーナーではサイコロを降って、6問について全員の方に答えていただいた。
1 感謝すると言ったら、誰に感謝しますか?
2 あなたの夢は?
3 あんたの趣味は?
4 旅行するとしたら、どこへ行きたいでしか?
5 あなたの長所は?
6 あなたの故郷は? (故郷の思い出は? )
意外と長所については、ご本人より他人の方が知っていたのだ。
また、夢についても具体的な答えは得られなかった。
「自分自身に感謝する」と答えたのは作曲家の友人の船木さん(仮名)であった。
最後に自身の娘時代からの長い闘病生活、夫のうつ病、息子の自閉症などについてを語る藤川さん(仮名)の話には感動した。
ご主人はハワイアンのバンドをやっているが、最近、藤川さんご自身はリウマチで左手が不自由なのだがピアノを始めたとも言っていた。
元気ハツラツ栗毛の髪でお洒落な70歳である。