共同通信社 2014年10月14日(火) 配信
厚生労働省は10日に開かれた政府の規制改革会議で、保険診療と保険外の自由診療を併用する「混合診療」の拡大策「患者申出療養(仮称)」を、2016年をめどに実施する考えを示した。規制改革会議側は早期に実施するよう要望した。
厚労省は、中央社会保険医療協議会などで安全性や有効性を確認するための審査方法を協議し、来年の通常国会に関連法の改正案を提出する。
患者申出療養は、患者の希望を重視して混合診療を認める新たな仕組み。混合診療を認めるまでの審査期間を大幅短縮する。患者が混合診療を受けられる病院や診療所も全国各地で大幅に増える可能性がある。
同会議は今後、労働分野の規制緩和を関係者と意見交換し、来年3月に方針をまとめる。
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