Whatever will be, will be.

気まぐれ日記。

ジャパンカップの展望-その4

2010-11-25 12:54:15 | 競馬
水曜追い切りから(グリーンチャンネル放映分)


・ナカヤマフェスタ
 美浦坂路50.3-37.8-25.2-12.4
 馬なりで楽に50.3。先週は48秒台。追い切りだけならGood!!
 あとは咳が出ていたという呼吸器的にスタミナがあるか?
・ペルーサ
 美浦芝66.6-51.8-37.8-12.0
 2頭併せの内、1馬身追走。 馬なりで直線合わせて、ラスと軽く仕掛ける。
 調教から特に目立つものはない。良い意味で平行線だろう。
・シンゲン
 美浦W85.1-68.3-52.6-38.3-12.8
 単走。直線軽く仕掛ける。
 前走の天皇賞・秋は調教は良くなかったと思うので、その時に比べれば多少良いか。
・オウケンブルースリ
 栗東坂路52.3-38.4-25.6-xx.x
 2頭併せ、馬なり。
 馬なりで手応え良く駆け上がる。ラストが計測エラーだが、推定12.8前後だろう。
 中間本数はこなしているが、殆んど馬なりだけという点だけが気になる。
・ローズキングダム
 栗東坂路52.4-38.9-26.0-13.2
 2頭併せ。馬なりから軽く仕掛けて、僚馬を突き放す。
 手応えは良かったが、数字的に上がりが13.2と掛かっている点に若干物足りなさはある。
・メイショウベルーガ
 栗東坂路54.1-39.5-25.3-12.3
 単走。馬なり。上がりだけ仕掛ける。
 中1週なので、タイムはこんなものだろう。弾むような軽快な走りで、動きは良い。
・エイシンフラッシュ
 栗東CW85.7-69.4-54.0-39.3-11.7
 2頭併せの内、1馬身追走から、馬なりで交わして、ラスト軽く仕掛ける。
 全体タイムは平凡。そのため余裕があることもあるが、ラストの伸びは良い。
 先週、長めから速いタイムを出しているが、若干、調教過程としてものたりない気がする。。
・ブエナビスタ
 栗東CW83.9-68.8-53.7-38.6-12.1
 単走、馬なり。
 いつものとおりの調教内容で、弾力のある走りもいつもどおり。
 好状態キープ。
・ヴィクトワールピサ
 栗東CW84.6-68.9-54.1-39.7-11.8
 3頭併せの中、ほぼ馬なり。
 ゴール付近でうちの僚馬が前に行った所から一杯に追い、この厩舎流のゴール過ぎ後も追う。
 数字以上に中身は濃い。
・マリヌス
 東京ダート46.6-14.9
 キャンター程度。
・ダンディーノ
 東京ダート91.6-76.9-60.9-45.5-15.1
 キャンター程度。長めの調教。
・ジョシュアツリー
 東京芝76.9-62.3-48.8-35.5-12.0
 単走。強めに追う。
 一応、軽快な動き。


良かった馬
ナカヤマフェスタ
メイショウベルーガ
ブエナビスタ

ジャパンカップの展望-その3(2)

2010-11-24 17:53:15 | 競馬
その3は誤字、脱字のオンパレードだったので、見直し修正しました。
ある意味、いつものことなのですが・・・
あまりにひどかったので。(意味は通じるにしても)
まだあるかもしれないですが・・・


それと、ヴィクトワールピサの寸評を書き忘れていたので、ここに記載します。

ヴィクトワールピサは皐月賞馬。
しかし、ダービーで負けて、その後は海外遠征で2戦惨敗。

ダービー好走して秋も崩れず走れているエイシンフラッシュ、ローズキングダムに、
天皇賞・秋2着のペルーサに立場は逆転、差が付いてしまっている感すらある。

しかし、先述どおり、ダービーは特殊なスローなレース。
2400mの底力を必要なレースではなかった。

あんなスローなレースでなければ、結果は違っていた可能性は十分にあるし、秋にしても、
ヴィクトワールピサが海外に行かずに日本に留まっていれば、秋の菊花賞路線の結果も
違っていた可能性もあった。

要はまったく勝負付けは済んでいない。
もっと言えば、個人的にはダービーはノーカウントに等しいので、そう考えれば、皐月賞では
ヴィクトワールピサが快勝しているのだから、普通に強い可能性はある。

更にもっと言えば、人気になるはずのナカヤマフェスタとは海外の成績からでグンと力差が開いているように
見られるかもしれないが、日本の馬場でなら、ヴィクトワールピサの方が普通に強い可能性はある。

そういう可能性がある馬であるが、ダービーを含めて3戦のイメージから、人気が確実に落ちる1戦。

海外遠征後の馬の体調が立て直していれば、エイシンフラッシュ、ローズキングダム、ナカヤマフェスタには
格の違いを見せる可能性はある。

オッズバランス的には狙う手はある馬。

ジャパンカップの展望-その3

2010-11-24 08:22:22 | 競馬
オッズバランス編。
寸評。

日本馬から。

古馬。

人気の中心は間違いないブエナビスタ。
これまで一度も崩れたことはない安定感。
レースぶりからも超G1級の馬だと思う。
距離は不問なタイプ。
末脚を活かせる東京競馬場は得意。

未対戦、未知数の外国馬、さらには日本馬にも未対戦の馬がいる。
レース展開も微妙で、不確定要素もあるにはあるが、これまでどんなレースにも対応して崩れたことはない。

ここはブエナビスタの実績の上で、名実とも1番となるべく負けられないレースでもあるし、
陣営もそのつもりだろう。


凱旋門賞2着で世界を驚かせたナカヤマフェスタ。
世界レベルで言えば実績ではブエナビスタより上な存在。
ブエナビスタには宝塚記念で勝ってもいる。
そういう意味で言えば日本のエース格とも言える。

しかし、宝塚記念は人気の中心で勝ちに行ったブエナビスタに対し、ある意味気楽に挑んで
差しが嵌ったレース。
ブエナビスタにしてみれば、出し抜けを食らった内容。
しかも馬場は渋った馬場でのものであった。

凱旋門賞も欧州の力のいる馬場でのものでもあるし、(4月に復活して、以前より馬が強くなった部分もあるが)
日本の馬場でのスピードという意味では、切れる脚は若干、疑問が残るものがある。
(東京競馬場は4戦3勝と相性は良いが・・・)
力のいる馬場の方が、どちらかといえば得意なはず。
(だから凱旋門賞2着になれた)

凱旋門賞で実績を上げた外国馬が、日本で通用しないことが殆どのように、日本の高速馬場での実績に限れば、
凱旋門賞2着で今回人気を集める?ほど、信頼性は低いと思われる。
また、1週前追い切りは一頓挫あって、追い切りを1日ずらしたり、若干順調度という意味でも不安がある。
(ずらした翌日に坂路で48秒台を出したが・・・)


オウケンブルースリは去年、ウオッカと大接戦の2着。
末脚の破壊力は相当なもの。
東京の2400mはベストの条件かもしれない。
ただ、前走後、脚が腫れる一頓挫あって、天皇賞・秋を使えなかったあと。
幸い無事ということで、出走にこぎつけたが、追い切りで一杯に追うことができていないようで、
本調子は望めない。
地力でどこまで・・・だが、今回は末脚不発も有り得そう。


あとはジャガーメイル。
天皇賞・秋は元々JCの叩き台で万全ではなかったと思われるし、位置取り的にも悪かったし、
さらに降着で最下位もあったが、結果ほど悲観するものはないと思われる。
距離もこのくらいが良いだろう。
ただ、そもそもの問題として、実力的には真のG1級ではない。
恵まれれば、上位争いすることも可能と思うが、いろいろ条件は付くだろう。
今回は人気を落とすだろうから、そうなれば、抑えても良いかと思うが、その程度。


3歳馬。

ダービー馬の敬意を表してエイシンフラッシュから。
ダービーはそれまでのイメージから想像もしていなかった32秒台の脚を使って勝利。
しかし、ダービーの本来求められる2400mの底力を試されない超スローなレースであり、
個人的にはダービー自体のレースレベルは高いとは思わない。

前走の神戸新聞杯もダービー同様の超スローのレース。
新馬戦以外はすべて3着以内と崩れていないし、実は強い可能性は残されているが、
ダービー馬の称号が与える評価イメージほどは強いとは思っていないし、まして、
前走後、筋肉痛で菊花賞を回避。
素人では分からない程度の歩様の乱れと調教師がコメントしているように、大したことはなかったようだが、
順調さを欠いての今回。
陣営は戦えると判断して使うのだろうが・・・

不安要素が多々あるのも事実で、特にダービー馬としてそれなりの人気になる可能性もあるので、
馬券的に評価として伏兵の扱いにしたい。

ダービー、菊花賞2着のローズキングダム。
ダービーは先に書いたように超スロー。
菊花賞も逃げ馬はともかくとしても、少なくともローズキングダムの位置取りはスローな位置取り。
価値タイムが平凡だったように菊花賞もレースレベルは高くない。
ただ、菊花賞の適正はJCでは関係ないし、結果的に3着以下の2回は、春初戦で輸送が渋滞に
巻き込まれた影響で状態を崩したとも言われるスプリングS3着。
そして、まだ復調していなかったと思われる皐月賞4着。
ある意味、状態が悪い中で良く頑張っているし、そうするとまた崩れたことは1度もない事になる。
本質、2000m以下のタイプにも思えるが、結構、距離不問の万能型で実力は持っているのかもしれない。
今回は人気を落とす一戦にもなりそうで妙味はありそう。


もう1頭のペルーサは天皇賞・秋で出遅れた中で最速の33秒台の上がりで2着。
ブエナビスタは殆ど直線追っていないので、追っていれば差はもっと開いていたはずで、実質は大差負けだが、
それでも、スタートさえまともなら・・・という能力の高さは示した。
特に距離伸びる2400mの方が断然適正は高そうだし、まともなら3歳馬では1番強いのはこの馬だと思う。


外国馬。

多数参戦してくるが、実績的に相当にレベルが低そうな点は否めない。
過去10年、そのうち中山を除けば、3着以内はわずか3頭。
ファンタスティックライト、アルカセット、ウィジャボードはそれなりの実績を残していた馬。
JCでも、その実績から上位人気に押されるほどの馬だった。

今回、そこまでの馬はいない。
実績とは別に、日本の馬場への適正があると思って連れてきている部分もあるだろうが、
それは今年に限ったことではなく、最近はそういうだけの馬はことごとく通用していない。

日本の馬も今回は一応、粒が揃った顔ぶれでもあるし、地の利も含めてこのメンバーでは基本的に無理と思う。

ジャパンカップの展望-その2

2010-11-23 23:22:05 | 競馬
3着馬の傾向。

過去10年、日本馬8頭、外国馬2頭。

日本馬から。
8頭のうち1頭がナリタトップロードだが、前走が落馬なので、これは対象外。

残り7頭のうち5頭が前走、天皇賞・秋。
その内容。
02シンボリクリスエス3番人気、1着
03シンボリクリスエス1番人気、1着
05ゼンノロブロイ  1番人気、2着
07メイショウサムソン1番人気、1着
08ウオッカ     1番人気、1着


これらの馬たちは、前々走も1,2番人気だった馬。
(JCでも1、2番人気だった)
その1の時にも触れた、その時期のエース格の馬たちである。

エース格の馬は連対有力であると同時に、連対できなくても3着には来るという事。

また、過去10年、1番人気は日本馬のエース格であり、すべて3着以内に来ている。

要は過去10年では日本馬のエース格は崩れることなく3着以内に来ている。

3着の傾向というより、3着以内の信頼性ということで言えば、ブエナビスタ鉄板!!となる。

では、連対候補なのか、3着候補なのか?
過去の前走、天皇賞・秋のエース格で3着馬の分析。
02シンボリクリスエス3番人気、1着
→中山で代替開催。参考外と考えて良い。
03シンボリクリスエス1番人気、1着
→重馬場の影響も相当にある。
05ゼンノロブロイ  1番人気、2着
→レコードの超高速決着。久々の(東京開催での)外国馬の勝利。
 2着はコース適正。(その後、有馬記念でディープインパクトを負かした)影の実力馬ハーツクライ。
07メイショウサムソン1番人気、1着
→スロー流れで外外を回らされ、仕掛けるタイミングも悪く、1着馬とは首+頭差。力負けではない。
08ウオッカ     1番人気、1着
→スローな展開をスクリーンヒーローに出し抜けを食らったレース。
 2着のディープスカイはJCでの1番人気はこちらで、エース逆転のレースでもあった。


展開に左右されたり、コース適性の差、あるいは道悪だったり、また外国馬が予想以上に強かった場合に
3着に甘んずることがある。

ブエナビスタは、東京コースに対する適性はまったく問題ないし、むしろ得意と言って良い。
距離も問題ない。
おそらく今週末は晴れで馬場も良馬場。

展開や馬群を裁けなかった場合を除けば、まず勝ち負け(連対)すると見る。

外国馬が多数いるのが微妙だが、日本馬に飛ばして逃げる馬は不在。
極端なハイペースも考えられず、いつもの末脚を存分に発揮できるはず。

ブエナビスタは連対の候補!!

ちなみに、JCの1番人気がナカヤマフェスタ(他の馬)になるというなら、話は変わってくるが・・・
それはないはず。


では、エース格以外から3着馬の候補は。

過去10年の天皇賞・秋以外のその他は2頭。

04デルタブルース  菊花賞1着
09レッドディザイア 秋華賞1着

3歳の牡馬、牝馬の3冠の勝利馬。
ともに直近の勝利馬だが、今年はいない。

となると、候補はヴィクトワールピサかエイシンフラッシュ。

ヴィクトワールピサは秋2戦が海外。
内容が悪いが、外国の強い馬に揉まれた経験がプラスに働く可能性もあるし、
ダービーは超スローな特殊なレースで負けただけ。
ダービーまでのレース内容なら、総合力でエイシンフラッシュに劣るとは思えない。
ということもあり、エイシンフラッシュは個人的には実力にまだ相当疑問を持っていることもあるので、
2頭なら、ヴィクトワールピサイチオシ!!

ただ、秋2戦が海外で惨敗というのは信頼度に不安がある。

そこで3冠のタイトルは取っていないが、3歳で潜在能力1番と思うペルーサイチオシ!!としたい。


外国馬では。
前走、前々走、ほぼ凡走していないタイプ。
今年では。
ヴォワライシ
シリュスデゼーグル
フィフティープルーフ
モアズウェルズ

過去の該当2頭はともに前走、前々走ともG1でのもの。
G1以外で負けているようではまず無理。
シリュスデゼーグルは脱落。

その他、3頭。
外国馬について、詳しく語れる知識はないが、単純に実力、実績不足と思う。
過去の該当2頭はJCでも3番人気以内に押されるくらいの実績を示している馬。
そこまでの馬はいない(はず)。

外国馬はないと見て良いはず。