Whatever will be, will be.

気まぐれ日記。

ジャパンカップの展望-その3(2)

2010-11-24 17:53:15 | 競馬
その3は誤字、脱字のオンパレードだったので、見直し修正しました。
ある意味、いつものことなのですが・・・
あまりにひどかったので。(意味は通じるにしても)
まだあるかもしれないですが・・・


それと、ヴィクトワールピサの寸評を書き忘れていたので、ここに記載します。

ヴィクトワールピサは皐月賞馬。
しかし、ダービーで負けて、その後は海外遠征で2戦惨敗。

ダービー好走して秋も崩れず走れているエイシンフラッシュ、ローズキングダムに、
天皇賞・秋2着のペルーサに立場は逆転、差が付いてしまっている感すらある。

しかし、先述どおり、ダービーは特殊なスローなレース。
2400mの底力を必要なレースではなかった。

あんなスローなレースでなければ、結果は違っていた可能性は十分にあるし、秋にしても、
ヴィクトワールピサが海外に行かずに日本に留まっていれば、秋の菊花賞路線の結果も
違っていた可能性もあった。

要はまったく勝負付けは済んでいない。
もっと言えば、個人的にはダービーはノーカウントに等しいので、そう考えれば、皐月賞では
ヴィクトワールピサが快勝しているのだから、普通に強い可能性はある。

更にもっと言えば、人気になるはずのナカヤマフェスタとは海外の成績からでグンと力差が開いているように
見られるかもしれないが、日本の馬場でなら、ヴィクトワールピサの方が普通に強い可能性はある。

そういう可能性がある馬であるが、ダービーを含めて3戦のイメージから、人気が確実に落ちる1戦。

海外遠征後の馬の体調が立て直していれば、エイシンフラッシュ、ローズキングダム、ナカヤマフェスタには
格の違いを見せる可能性はある。

オッズバランス的には狙う手はある馬。

ジャパンカップの展望-その3

2010-11-24 08:22:22 | 競馬
オッズバランス編。
寸評。

日本馬から。

古馬。

人気の中心は間違いないブエナビスタ。
これまで一度も崩れたことはない安定感。
レースぶりからも超G1級の馬だと思う。
距離は不問なタイプ。
末脚を活かせる東京競馬場は得意。

未対戦、未知数の外国馬、さらには日本馬にも未対戦の馬がいる。
レース展開も微妙で、不確定要素もあるにはあるが、これまでどんなレースにも対応して崩れたことはない。

ここはブエナビスタの実績の上で、名実とも1番となるべく負けられないレースでもあるし、
陣営もそのつもりだろう。


凱旋門賞2着で世界を驚かせたナカヤマフェスタ。
世界レベルで言えば実績ではブエナビスタより上な存在。
ブエナビスタには宝塚記念で勝ってもいる。
そういう意味で言えば日本のエース格とも言える。

しかし、宝塚記念は人気の中心で勝ちに行ったブエナビスタに対し、ある意味気楽に挑んで
差しが嵌ったレース。
ブエナビスタにしてみれば、出し抜けを食らった内容。
しかも馬場は渋った馬場でのものであった。

凱旋門賞も欧州の力のいる馬場でのものでもあるし、(4月に復活して、以前より馬が強くなった部分もあるが)
日本の馬場でのスピードという意味では、切れる脚は若干、疑問が残るものがある。
(東京競馬場は4戦3勝と相性は良いが・・・)
力のいる馬場の方が、どちらかといえば得意なはず。
(だから凱旋門賞2着になれた)

凱旋門賞で実績を上げた外国馬が、日本で通用しないことが殆どのように、日本の高速馬場での実績に限れば、
凱旋門賞2着で今回人気を集める?ほど、信頼性は低いと思われる。
また、1週前追い切りは一頓挫あって、追い切りを1日ずらしたり、若干順調度という意味でも不安がある。
(ずらした翌日に坂路で48秒台を出したが・・・)


オウケンブルースリは去年、ウオッカと大接戦の2着。
末脚の破壊力は相当なもの。
東京の2400mはベストの条件かもしれない。
ただ、前走後、脚が腫れる一頓挫あって、天皇賞・秋を使えなかったあと。
幸い無事ということで、出走にこぎつけたが、追い切りで一杯に追うことができていないようで、
本調子は望めない。
地力でどこまで・・・だが、今回は末脚不発も有り得そう。


あとはジャガーメイル。
天皇賞・秋は元々JCの叩き台で万全ではなかったと思われるし、位置取り的にも悪かったし、
さらに降着で最下位もあったが、結果ほど悲観するものはないと思われる。
距離もこのくらいが良いだろう。
ただ、そもそもの問題として、実力的には真のG1級ではない。
恵まれれば、上位争いすることも可能と思うが、いろいろ条件は付くだろう。
今回は人気を落とすだろうから、そうなれば、抑えても良いかと思うが、その程度。


3歳馬。

ダービー馬の敬意を表してエイシンフラッシュから。
ダービーはそれまでのイメージから想像もしていなかった32秒台の脚を使って勝利。
しかし、ダービーの本来求められる2400mの底力を試されない超スローなレースであり、
個人的にはダービー自体のレースレベルは高いとは思わない。

前走の神戸新聞杯もダービー同様の超スローのレース。
新馬戦以外はすべて3着以内と崩れていないし、実は強い可能性は残されているが、
ダービー馬の称号が与える評価イメージほどは強いとは思っていないし、まして、
前走後、筋肉痛で菊花賞を回避。
素人では分からない程度の歩様の乱れと調教師がコメントしているように、大したことはなかったようだが、
順調さを欠いての今回。
陣営は戦えると判断して使うのだろうが・・・

不安要素が多々あるのも事実で、特にダービー馬としてそれなりの人気になる可能性もあるので、
馬券的に評価として伏兵の扱いにしたい。

ダービー、菊花賞2着のローズキングダム。
ダービーは先に書いたように超スロー。
菊花賞も逃げ馬はともかくとしても、少なくともローズキングダムの位置取りはスローな位置取り。
価値タイムが平凡だったように菊花賞もレースレベルは高くない。
ただ、菊花賞の適正はJCでは関係ないし、結果的に3着以下の2回は、春初戦で輸送が渋滞に
巻き込まれた影響で状態を崩したとも言われるスプリングS3着。
そして、まだ復調していなかったと思われる皐月賞4着。
ある意味、状態が悪い中で良く頑張っているし、そうするとまた崩れたことは1度もない事になる。
本質、2000m以下のタイプにも思えるが、結構、距離不問の万能型で実力は持っているのかもしれない。
今回は人気を落とす一戦にもなりそうで妙味はありそう。


もう1頭のペルーサは天皇賞・秋で出遅れた中で最速の33秒台の上がりで2着。
ブエナビスタは殆ど直線追っていないので、追っていれば差はもっと開いていたはずで、実質は大差負けだが、
それでも、スタートさえまともなら・・・という能力の高さは示した。
特に距離伸びる2400mの方が断然適正は高そうだし、まともなら3歳馬では1番強いのはこの馬だと思う。


外国馬。

多数参戦してくるが、実績的に相当にレベルが低そうな点は否めない。
過去10年、そのうち中山を除けば、3着以内はわずか3頭。
ファンタスティックライト、アルカセット、ウィジャボードはそれなりの実績を残していた馬。
JCでも、その実績から上位人気に押されるほどの馬だった。

今回、そこまでの馬はいない。
実績とは別に、日本の馬場への適正があると思って連れてきている部分もあるだろうが、
それは今年に限ったことではなく、最近はそういうだけの馬はことごとく通用していない。

日本の馬も今回は一応、粒が揃った顔ぶれでもあるし、地の利も含めてこのメンバーでは基本的に無理と思う。