先日21日(火)、東京・丸の内へお出掛けしました。
お出掛けの目的は、丸の内で展開中の「Marunouchi Bright Christmas 2010」
その中で開催されている「Christmas Special LIVE」で、大好きなKOKIAさんが21日に出演されるからです
ステージは東京駅の真ん前、丸ビルの中にある広場マルキューブ、平日の18時からという開演時間だったので、どの位の人たちが集まるんだろうってちょっと思っていました
大阪の丸ビルは本当に丸い円筒形ですが、東京の丸ビルは丸くありません。
おまけに、お隣には新丸ビルとかあって、ややこしー
東京駅周辺、丸の内、皇居周辺と、クリスマスのムード満天
お天気が良ければ、ライブが始まるまでの間、ちょこっと散策しようと思っていたのですが、いつの間にかお天気予報には傘マークが・・・
それでも、私が会場に到着した時は、まだ外は明るい時間だったのですよ。
←ホラね
まだ、人はそんなに集まってきてませんでしたが(すでに並んでいる人はいました)、とにかくスタッフさんの数の多さににビックリ
みんな黒い服を着ていて、目つきも悪くてちょっと怖い なんかチョット感じ悪~い
ステージの近くには寄れませんが、それでもたくさん写真は撮りましたよ
エスカレーターに乗りながらとか、2階に上がってとか。。。
ついでに、お店もちょっと見ましたが、なんだかオバサン場違いみたいで、心臓バクバクしちゃいました。
カメラバックとかあって、大きなバックを下げていたので、怪しい人に見られるんじゃないかって、私、けっこう小心者なんですよ。
一人でオドオドしながら時間をつぶしていると、お友達からメールが
その人たちと楽しいおしゃべりをしていたので、あっという間に時間が過ぎていきました。
本当はリハーサルの様子も見たかったのですが(見るだけですよ、写真なんて撮るつもりないですよ)、イス席希望の列に並ぶ人は、黒い壁際に並んで、リハは見れないようにされてました。
イジワル~~~
立ち見希望の人は、外で並びますって、どこまでも意地悪です。
他の方々の邪魔にならないようにって配慮はわかるのですが、外で1時間以上は寒いでしょ。
私は、イス席希望で並んでいました。KOKIAさんの姿は見えないけど、黒い壁越しに伸びやかな声はバッチリ聞こえます。
体調がまだ戻っていないみたいで気になっていたのですが、大丈夫かしら?
ステージの脇に、加湿器をいっぱい並べてあげたい気分です。
衣装はどんなんかしら?無理しないで長袖でパッチをはいた姿でもOKなんですけどね。
徐々に陽が落ちて暗くなり始めた時、sUnさんが到着。
私は、もう少し遅くなると思っていたのですよ。だから、私はお友達とステージ前に座って観ようと思っていたのですが、こんなに早く来るんじゃね。
みなしゃん、ごめんなさい、私、夫を見捨てられないの
というわけで、まずは2階へ
でも、2階からはステージがよく見えません
ならば3階へ。見える、見える、バッチリよ
但し、音はそれなりでした
吹き抜けですからね、聞こえるんだけど、音量がちょっと物足りない感じです。
音の波というか、音の振動はなかったです。
KOKIAさんのコンサートへ行くと、歌声が天から降り注ぐように感じます。
火曜日は、天まで昇ってきた音をキャッチする感じ。もしくはフライをキャッチするみたいな。
歌声に集中することは出来ませんでしたが、たまたま通りかかった人たちが歩みを止め、声のする方へ耳を傾ける、そんな様子を見ていました。
少しづつ、立見席が人でいっぱいになっていきます。
たぶん、後ろの方の人には、KOKIAさんの姿は見えないはず!!
でも、みんな熱心に聞き入ってくれてました。
もちろん私も、近くを通る人に宣伝しましたよ。「これからコンサートが始まりますよ。とても綺麗な声で歌う人ですよ。短い時間なので聞いていかれるといいですよ」ってね。
でも、ちょっとでも「アレッ」って耳を傾けてくれる人もいますが、周りで何が行われていようが一目散に目的地を目指している人のなんと多いことか。
あの黒い壁も悪かったと思うのですが、音に対しての心の余裕ってあった方がいいよね~なんちゃって。
KOKIAさんのステージが始まった頃には、外がスッカリ暗くなって、ツリーやライトがとっても美しかったです。
曲中ツリーの周りのライトの色が、曲のイメージに合わせて変わっていました。
といっても、ライブ中は撮影できないので、ツリーの写真は全てライブが始まる前のです。
KOKIAさんが心を込めて1曲1曲丁寧に歌っているのがヒシヒシと伝わってきました。
でも、どうなのかな~???KOKIAさんを知らない人にとっては、「声がキレイ。歌が上手い」だけしか伝わっていないのではって少々心配になったステージでもありました。(ややメリハリに乏しいっていったら怒られるかしら)
ひょっとしたら、私がいたのが3階だったからかもしれませんね。
ギターの音もあまり聞こえませんでしたし・・・。
KOKIAさんの曲の素晴らしさとして、独特で素敵なコーラスワークがあります。
単なるコーラス、ハーモニーというより、オブリガードのようなハモリ。
それが、ギターとKOKIAさんの編成になると、ちょっと物足りなく思ってしまうのかもしれませんね。
その分、シンプルになって歌詞やメロディーがダイレクトにもなるんですが。。。
これは私の評論とかじゃなくて、あくまでも個人的な感想ですからね、あくまでも。
ラストの曲では、3階席に向けても歌ってくださいました。とっても嬉しかったですよ
KOKIAさんに「ありがとう」を込めて拍手をしたのですが、たぶん届かなかっただろうと思って、思いっ切り手を振ってみました
「見えてないよ」ってsUnさんに止められたんですけど、ひょっとしたら見えたかもしれないし、いいのよ見えても見えなくっても、気持ちの問題なんだから。
やっぱり、あんな風に目と目が合う瞬間があると(←錯覚なんですが)、まるで自分のために歌ってくれてるような気がして感動しちゃうんですよね。
コンサートの醍醐味は、この大きな勘違いかもって最近つくづく思います。
今回のステージがKOKIAさんにとっては歌い納めとなりました。
たくさん歌を歌って頂いたような気がするのですが、もっと聞きたかったというのが本音で。。。まったくもって、厚かましいですね。
来年もたくさんのお仕事が待っているKOKIAさん。すでに企画が進行しているものもあれば、突然降って湧いたようにバタバタと決るお仕事があるかもしれませんね。
どちらにしても、まずはご自身の健康が第一です。
いつもは駆け抜けていた道も、ゆっくり歩くことで見えてくることもありますよ。
来年の活動にも、とっても期待しています。
私の希望としては、、、
いままでは、お口の中でホワーンと溶けるメレンゲや和三盆のお菓子のような穏やかで優しいKOKIAさんでしたが、ホロ苦とか、酸っぱいとか、毒気とか、ハーブというより漢方・薬草のようなKOKIAさんも見て見たいです。
好き勝手な暴言を吐いていますが、KOKIAさんのおかげで、とっても楽しい思い出がたくさんできました。
改めて「ありがとう」をいいます。
←コンサート終了後のサイン会の様子
sUnさんは、握手をしてもらいたいので、列に並びたそうにしていましたが、私ちょっと寄りたい所があってね。
た~くさんの人が、KOKIAさんに出逢ったのは嬉しいことなのですが、これからのコンサートチケットのことを考えるとちょっと心配になります。
最後に、この歌を
Kokia - Remember The Kiss @ London 22.10.10
今宵、クリスマス
世界中の人たちのもとに、幸せが下ります様に メリークリスマス
このブログでいろんな歌を紹介してもらってKOKIAさんの綺麗な歌声は知っていたけど、
生で聴いてみたかったです。
そしてこの丸ビルに行く事自体も楽しみだったんです。
二十数年前、4年間ほど通っていたビルの隣の丸ビル。
毎日通っていたけれど、特別な場所ではなかった。
家と職場の途中にあるビル。たまに買い物や、仕事の途中で歯医者さんに通ったビル。
そんな感じでした。
それがこんなにあかぬけたおしゃれ―なビルになってて
今の私には非日常的な空間でした。
そして三つ目の楽しみがsnowさんが書くブログ。
子供の時、同じ本を読んで感想文を書いても、
同じ観劇をして作文を書いても、人によって全然違ったものが出来上がるのを感じませんでした。
きっと同じ空間にsnowさんが居るんだろうなぁと思っていたし、
後日写真と記事が書かれるんだろうと楽しみにしてました。
まさか同じ3Fの、それもほとんどニアミス状態に近い所に居たとは思ってませんでした。
私のお隣に立っていた人は、左に若いカップル、右に私より年配の女性二人組でした。
sUnさんらしき人には気付きませんでした。
仕事から駆け付けてくれたsUnさんといい、並んでいた列を抜けたsnowさんといい、
こんなご夫婦そうそういませんよ。
KOKIAさんがしばし休息されてsnowさんが望むような歌をまた再開されることを
私も心からお祈りします。
いまの丸の内は開発が進んで、素敵な街に生まれ変わりつつありますね。
丸ビルのお隣の三菱ナンチャラ館のレンガの建物も、とても趣があって好きです。
そこにとってもオシャレなカフェがあるんですよ。
私にとっては、なかなかKOKIAさんの歌に集中できない時間でしたが、それはそれでとても楽しいひと時でした。
とっても上から目線(実際に高い所にいましたから)ですが、歌声に耳を傾け足を止めてくれる場面を直に見れて、とっても美味しかったです。
KOKIAのファンになる、ならないに関わらず、たくさんの人がKOKIAの音楽で笑顔になっていくのは、ファンとして、とても幸せな気分になりました。
「大切な人の幸せを祈る気持ち」が一つになった空間といったら大袈裟かしら。
人生何がキッカケになるか、わかりませんね。
私とスーコさんが出逢った、こんな場末のブログ。なかなか劇的だとは思いませんか!?
これからもどうぞ仲良くしてくださいね。