goo blog サービス終了のお知らせ 

星くず日記

お気に入りの音楽のことや日々チョットしたことをまったーりと綴っていきます

憩への手紙

2009-07-14 17:26:04 | Weblog
いつもお馬鹿なことばっかり、おしゃべりしているので、たまには真面目なところも見せなきゃね



先日、北海道新聞のWebで見つけた記事【憩(かい)への手紙 ママはがんと闘う】詳しくはこちら


昨年4月に7回に渡り連載された記事。そして今年の春に連載された続編。


タイトルを見てわかるように、若い女性のガン闘病記というか
生きた証です。


新婚の二人に待望の赤ちゃんが宿った時、女性に「がん肉腫」が見つかる。


医者は「今回は子どもをあきらめ、再手術しましょう。手術しなければ、生きて出産日を迎える保証はできません」と告げる。


女性の父親は、娘である女性の命を嘆願するが、女性は娘であると共に胎児の親であり、命の選択を迫られていることが一番つらいと云う。


女性は出産を決意し、その後ガンと闘いながら育児をし、仕事をし、精一杯生きる。


その生き方は、たくさんの人に生きる勇気を与える。



エエ話や、泣けるなぁ~ 芯の強い立派な女性や、自分には真似できないよなぁ~



いやいや、違うんやって


この女性だって、ついこの間まで私達と同じ様などこにでもいる人間だったはず。。。


ただ違うとすれば、【生きることから逃げなかった人】かもしれない。



私は、残された人のことを思うと、出産するっていうことはどうだったのかななんて思ったりしてました。


でも、御主人の言葉を借りますと「縁によって支えられる幸せがあることを、たくさんの方と憩に伝えたいと思います。」


女性は、「あなたと憩に寂しい思いをさせたくないから縁つなぎする」と言っていたそうです。



幸せって、自分が思っている以上にたくさんの種類があるんだよな。

頭ではわかっているつもりでも、すぐ自分の中の“幸せの枠”の中でしか物を考えてないんだよな。


小さな枠にとらわれると、すぐ自分は不幸になってしまう。




命は大切な物。そんなことはわかりきっている


でも時々、こんなどうしようもない自分の命。

たくさん頑張っている人の命の交換してあげたい、なんて思ったりしちゃう。


そんなことは出来っこないのは、わかっているのに。



命を真っ赤に燃焼させている人は輝いていて美しい。


でも、光を受けないと輝けない命もあるだろうし、光を受けて影となって命の姿が現れる人もいるかもしれない。


自ら燃える命も、燃えない命も、どちらも大切な命でどちらも美しいはず。



記事を読んでの感想にちっともなってませんね



私は弱虫でひねくれ者だから、正面から受け止められないところがあるのよね。


だから、すぐ外堀でウロウロしちゃう。



でも外堀でウロウロしていても、ボンヤリ考えるだけでもいいじゃない。(とっても自分に甘いです)



普通の生活。何を基準にして普通なのかは、わからないけれど。。。


でも、その普通の生活は、実はたくさんの奇跡の積み重ねの上に成り立っている。


今日も何もしない内に日が暮れる


いいかえれば、何事もなく日が暮れる。なんて幸せなことだ



私が不真面目な人間だっていうだけで、新聞の記事はとても真摯です。


たくさんの人の目にとまり、何かを感じてくれたらいいなぁ~って心から思っているんですよ~





KOKIA - Inochi no Hikari