ユニコムかつしかつれづれ日記

NPO法人ユニコムかつしかのパソコン教室活動などのよしなしごとを、そこはかとなくゆるりと書きしるしてまいります

機械が人を超える時

2017-01-09 | 日記

 

昨年の春、初めて人間に勝った人工知能囲碁ソフト「AlphaGo」。

そのソフトの改良版が格段に腕を上げたようです。

この年末年始のネット対局で60勝0敗・・・驚きの結果です。

 

たった1年足らずでの長足の進歩・・・ディープランニングという学習成果なのでしょうか。

それで思い出したのがシンギュラリティ(技術的特異点)。

AI(人工知能)の進歩により、ある時点で人間を超える知性が生まれるという仮説です。

 

米国のカーツワイルという発明家は、2020年代にはAIが人間知性を超えると予測。

AlphaGoの進歩を考えたら、当たらずとも遠からず・・・そんな気がしてきます。

もっとも、何度か挫折したAIの歴史からは、そう簡単にはいかないかも、の気持ちも半分。

 

すでに、数学的、論理的な世界では人間はコンピュータに太刀打ちできません。

処理速度も記憶容量も遥かに機械が勝っています。

が、例えば機械が美的感覚を備え、美しい、醜いの判断ができるかは大きな疑問。

 

勘とか直感についても同じ。

人の判断は必ずしも論理によるのではなく、経験から生まれた感覚に基づくことが多い。

その感覚の正体が論理的に実証されなければ、機械は人間を模倣し切ることはできない。

 

でも、量子コンピュータというのもあるし・・・。

量子の振る舞いは、何となく論理を超えていそうなところがあります。

というより人間の思いつく論理のほうに限界があるだけなのか・・・。

趣味ぶろ教室ブログランキング


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする