8月6日、リオ五輪のお祭り騒ぎに、広島の原爆の日が隠されてしまいました。
目立ったのは首相の発言くらいでしょうか。
「我が国が核兵器を保有することはありえず、保有を検討することもありえない」。
またまた虚言癖が出てしまいました。
これは核保有を容認するような稲田防衛相の発言に対する見解を問われて答えたもの。
何より本人がいちばん核を持ちたがってるのに、シレっとこう言えるのがエライですね。
「唯一の戦争被爆国として、非核三原則を堅持しつつ・・・」と式典でスピーチ。
非核三原則、というのは、もはやウソだったことがバレているのに。
「・・・核兵器不拡散条約体制の維持及び強化の重要性を訴えてまいります」
なら、どうして核兵器禁止条約の締結に賛成しないの?
それだけでなく、オバマ大統領の「核の先制不使用」政策にも反対。
オバマの広島訪問時のスピーチからも除かれてしまったといいます。
表に出た言葉を鵜呑みにはできません。特に政治家と官僚の場合は。
真逆のことが本音、ということが往々にしてありますので、ご用心、ご用心。
憲法順守の義務なんか、ハナから考えていないでしょう。
いずれ新閣僚にもカネの問題がぞろぞろ出てきそうな気がします。
政治資金の使いみちなど、前都知事や前々都知事の比ではないかも・・・。
新経産相も原発族、しかも過去に原発関連企業から不透明な献金を受けているという話も。
スキャンダルを期待しているわけではありません。
でも、私利私欲を追って政治家を目指す人が多いといいます。
叩けばホコリがいくらでも出てくる・・・だからメディアもやめているのかな。