ユニコムかつしかつれづれ日記

NPO法人ユニコムかつしかのパソコン教室活動などのよしなしごとを、そこはかとなくゆるりと書きしるしてまいります

呆れるほどすばらしい

2015-03-20 | 日記

 

昨日はひさしぶりに新宿(にいじゅく)図書センターを会場に研修会。

出かける時は降っていませんでしたが、夕方は雨、の予報に、自転車は断念しました。

予報が当たって研修会が終わった時には雨・・・・自転車でなくてよかった。

 

でも、自転車で来た人たちが数人、近くの店で雨宿りするというので仲間入り。

コーヒーを飲んでいるうちに、雨が上がって解散。

なら、自転車で来ればよかったなあ・・・・。

 

さて、ひさしぶりに「八紘一宇」という言葉を聞きました。

といっても、もちろん、わたしもナマで使われた時代のことは知りません。

大東亜共栄圏を建設しようという先の戦争の時の国是ですから。

 

世界万国を日本の天皇のもとに統合しようというキーワードが「八紘一宇」です。

誇大妄想としか思えないのですが、昔は本気でそれをスローガンにしたようです。

敗戦ではかない露と消えた今も、その復活を夢見ている人たちがいるのでしょうか。

何だか、時代感覚、歴史認識がずれているような気がします。

 

ところで、多くのものが集まって一つ所にまとまることを「すばる」と言ったようです。

まとめる、ということなら「すべる」(漢字で書くと「統べる」)になります。

いずれも、今でもよく使う「すばらしい」の語源だという説もあります。

 

世界が一つになることは素晴らしい、そういう考えを持つ人もいるのでしょう。

世界人類みな兄弟、世界は一つの家族・・・・なんて言葉もどこかで見聞きします。

でも、一つになることがほんとうにいいことなのかどうか。

違うものを集めてまとめても、やっぱりうまくいかないのではないか。

八紘一宇を言い出す前に、そういうことも考えてみたほうがいいような気がします。

 

今ではプラスの意味の「すばらしい」ですが、昔はマイナスでも使ったといいます。

よくもわるくも程度の甚だしいことで、たとえば、ひどいとか呆れるとかでも使う。

というわけで、このたびの「八紘一宇」、呆れるほどすばらしい言葉でした・・・・。

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