時間の壁
2015-03-07 | 日記
昨日は啓蟄。
そろそろ土の中から這い出さなくては・・・・と虫が考える?季節です。
その季節がわかるのは体内温度計? それとも体内時計みたいなものを持っている?
時計といえば、160億年に1秒も狂わない精度のものが作られたそうです。
バカね~、そんなもの作ってどうすんのよ、とカミさん。
オタクは夢がないね~、そういう夢から科学や技術が生まれて来たんです!
とはいえ、そのことにどれだけの意味や価値があるのか、わたしも思いつきません。
1秒狂った時には、地球も太陽も数十億年前に滅びているでしょう。
そう考えると、壮大な逆説にこそ価値があるのではないか、と皮肉っぽく思ったりします。
時は金なり。それでは、その金で時は買えるか?
金で買えないものはない・・・・いつかどこかで聞いたようなセリフです。
人の心はお金では買えない、という人もいます。買える、と言う人もいます。
時給千円。あなたの1時間を千円で買います、じゃ、売りましょう、ということです。
資本主義というとお金に目が行きがちですが、時間の売り買いでもあるわけです。
もちろん、時間をただ売り買いするわけではなく、「働く」という行為を通じてですが。
「働く」資本は何かというと、人のカラダです。
そうか、わたしは会社にカラダを売って給料をもらっているのだ。
そうすると、春を売る女たちとわたしとの違いはどこにあるのだろう・・・・。
思いっきり真剣に悩んだ体験がわたしにはありました・・・・というのは冗談。
ですが、その疑問は今もって解決していないと思っています。
たぶん、人はなぜ働くのか、という疑問とイコールだからでしょう。