ユニコムかつしかつれづれ日記

NPO法人ユニコムかつしかのパソコン教室活動などのよしなしごとを、そこはかとなくゆるりと書きしるしてまいります

未来とは現在である

2015-01-18 | 日記

 

昨日の新聞に外国のファッションデザイナーの記事が載っていました。

ファッションにはそれほどの関心はないのですが、デザインには多少の関心があります。

読んでみたら、ファッション界にも自然、シンプルといった潮流があるのだとか。

 

有名デザイナーの、装飾過多だったり新奇を狙っただけのようなファッション。

それらを見て、いったいどこの誰がこんなもの着るんだ、と思うことがよくあります。

とても街の中では着てあるけないような衣装・・・・注目されるにはいいのでしょうが。

 

そういうファッションから、普通でさりげないファッションへ。

その発想を日本の伝統工芸から得た、というところが面白いと思いました。

きらびやかではないけれど、素朴とも思える魅力、それが日本の伝統工芸品にはあります。

 

ファッションでも建築物でも、デザインというのは独立してあるものではありません。

あくまでも、暮らしの中、生活の中に溶け込んでこそ意味を持つものだと思います。

彼は、新しい時代に欠かせないキーワードは、普遍性と多様性だと云います。

 

なるほどね、とは思いますが、ある意味で相反する二つを両立させるのはすごく難しい。

ふだんの暮しの中でふつうに着られて、しかもふつうでない印象を与える。

衣装でいえばそんな感じ・・・・それを実現させるのがデザイナーのセンスなのでしょうが。

 

彼の言葉で気に入った言葉がもう一つあって、未来とは現在。

どうしても、過去、現在、未来と並べて考えますが、それは一種の幻想かもしれません。

未来とは現在・・・・もっと言えば、過去も現在。

明日ありと思う心の・・・・です。どうやら、そうした考えにも日本の伝統があるようです。

読んだらボタンをポチッと押してね!趣味ぶろ 教室ブログランキング


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする