昨日は寒の入り。小寒、大寒とひと月ほど続いて立春になります。
去年の今頃、雪だったのではなかったか・・・・そう思ってパソコンの中の写真を探しました。
日付を見ると2月10日、記憶の中でのひと月は誤差の範囲ということでしょうか。
1月11日に水仙、2月2日に梅を撮っていました。
2日ほど前に、公園を通り抜けた時には、水仙はまだでした。
目につくのは寒つばき、さざんかといったところ。
昨日は強い風と寒の雨の一日。
雁さはぐ鳥羽の田づらや寒の雨(芭蕉)
月花の愚に針たてん寒の入(芭蕉)
講座のサンプル文書を作っていて、今頃の時候の挨拶言葉は何がいいのか?
ワードの差込文書から、挨拶文を見てみます。
1月を選択。新春の候、初春、頌春があり、あとは厳寒、厳冬、中寒・・・・と続きます。
ほほ~、麗春の候、という言葉もあるのか・・・・でも、使うとしたら立春間近でしょうか。
大寒のみぎり、の<みぎり>というのは、時節とか折りとか頃とかと同じ意味合い。
変換してみたら<砌>と出てきて、初めて見る漢字でした。
酷寒のみぎり、貴社いよいよご清栄のこととお慶び申し上げます。平素は格別のお引き立てをいただき、厚く御礼申し上げます。
こんな文章、自分で書けと云われても、おいそれとは書けません。
下手な考え休むに似たり・・・・そこで、挨拶文の挿入という便利な機能を使いましょう。
ビジネスの現場を離れてずいぶん経ちますので、サンプル文書を作るのもたいへんです。
ビジネス文書のテンプレートのサイトも数多くあります。
でも、一長一短あって、どれもそのまま使えるようなものはありません。
そこで、昔のことをあれこれ思い出しながらテキストを作っているところです。