キツツキのドラミング

思い付くまま, 気が付くまま・・

やっぱり『ノミキン博士』はいた

2012-01-23 15:18:39 | Weblog

2010.5.16"昔も今も「ノミキン博士」はいる”の題名で、このブログに書いた一部である・・昨年他界された俳優の池部良氏の親父さんの池部鈞氏が昔書いたエッセイで世人は博士と言えばなんでも尊敬して有難がるが『蚤の睾丸(キンタマ)』を研究しても博士になれる、という世事に疎く、世の中の役に立たない研究、所謂専門バカを皮肉ったものだ。以下は、これに似た教授の話である。去る15日テレ朝『報道ステーションSUNDAY』で橋下大阪市長と山口北大院教授が並んで出演した。まず橋下が教育委員会が機能していないのを学者さんは機能しているもんだと何にも知らずに気楽な議論するから始まった。後は皆さんのご覧の通り、視聴していなくも御想像の通り、ボクシングに例えれば『サンドバック』状態で一方的に口撃された。これが試合だったらセコンドがタオルを早々と投げ込んでいる、完全にTKO状態だった。「国立の教授は税金で飯を食っている」「学者は世間知らず」だと切りまくられて『気の毒』を絵に描いたような有様だった。北大の山口と言えばあからさまに民主党のシンパで陰に陽に太鼓叩いて笛吹いて応援していたが最近民主党に愛想尽かししたようだ。山口「学者っていうのは物を考えるのが仕事・・・そりゃ僕があなたのような権力者におべんちゃらを言ったら、税金の無駄遣い。私は文句を言うことが仕事なんですから」とやっと返答。危絵(あぶなえ)小説家の渡辺淳一が橋下の応援をする、と言うと、悔しかったのだろう、山口が「小説家は現実知ってるの?」橋下「知っていますよ。知らなきゃ売れる本なんか書けない。学者(あんたみたいな)の本は売れないでしょう」とやられる。一言言えば機関銃の弾並みに口撃され反論出来ぬ哀れな姿だった。まるで暗がりから急に引っ張り出されたアメリリカバクに似た顔で薄い色付きメガネを掛けてキョロキョロしている図は気の毒を絵に描いたような有様だった。件の山口、その後、己のツイッターに「橋下を相手にテレビで喋るのは難儀なことでした」と嘆いている。相当応えたようだ。橋下の大阪維新の会が大ぼらだろうが衆院選に400名立てて国政進出の動きを強めていることについて「歓迎する。国を思う気持ちが同じなら、連携していく。共鳴する点が多い」と国民新党の噛み付き亀が広島・三原市でラブコールを送った。選挙の度にコロコロ落ちて只今、日本新党田中(長野県知事落選)を入れてたったの9名だ、燃え尽きる蝋燭の最後の火か、宇宙から燃え尽きて落ちてくる人工衛星か。こんなのに抱き付かれたら貧乏神に取り付かれたのと同じだ。小判鮫も民主党が風前の灯だと嗅覚を働かせて覚ったので『維新の会』に乗り換えようとの魂胆。いやしくも政治家だと言うなら先を見通すのが当たり前だろう。小泉の解散さえ読み違えて先の衆院選ではやっと当選できた。政治家ではなく政治屋だから先も読めず、あっちにヒョロヒョロ、こっちにヒョロヒョロ正にトコロテンのような二股膏薬。その日暮らしが続いている。♪ もしもし亀よ、亀さんよ、古希も迎えたことだ、有終の美を考えないか。それは『木に縁りて魚を求む』だろうね。写真は鎌倉・名月院の円窓、下は紅梅に雪

  

 

 


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