みかん日記

省農薬ミカン園の様子や農薬ゼミの活動内容を伝えます。

10/8 ゼミ報告

2010-10-10 22:05:56 | ゼミ活動
10/8(金)のゼミ報告です。

後期ゼミは、今後の農薬ゼミの活動方針を設定することをテーマにしていて、今回は2回目です。
今回は「現在に於ての省農薬の意義」について話し合いました。


メンバーによって、省農薬をどう位置づけるかが違っていて、熱い議論がなされました。
以下に、意見としてでた「現在に於ての省農薬の意義」の一部を列挙します。(メンバーによって意見が違っていたので、対立する意見もあります。)

・法律上の有機農産物は審査など条件が厳しく、新規参入するのに壁が高い。そこで、細かく条件が定められていない省農薬から、農薬を減らす事をはじめられる。
・法律上の有機農産物は一律に基準を定めている。しかしながら、農薬を減らせる度合いというのは、作る農産物の品種、土地の環境、作る人の体力、年によって変わってくる。省農薬では、そういった事情も考慮して、持続可能な農業をできる。
・消費者と生産者のつながりがあり、消費者に農薬を減らす意義を理解して買ってもらえる。
・慣行栽培に比べ、農薬を減らす事で、生産者、消費者、環境にやさしい。

この他にも、ただ農薬を悪者として扱うのではなく、どのように接していけばいいのか考えなければならないといった意見もでました。
結論はまとまりませんでしたが、メンバー同士で考え方を深めれたと思います。
再来週は、以上の議論を踏まえて、長期目標を設定する予定です。(来週のゼミは別のことを行います。)




今回はこの他にも、ヤンマーの懸賞論文の進捗報告、ミカン販売関係の報告がありました。
懸賞論文は来週には、きちんとまとまった論文ができる予定です。
ミカン販売は来週の週末くらいから注文書を発送予定です。発送と同時にホームページでも注文書をアップするつもりです。



以上、ゼミ報告を名無しがお送りしました。