みかん日記

省農薬ミカン園の様子や農薬ゼミの活動内容を伝えます。

夏調査及び摘果作業

2005-07-29 21:46:34 | みかん山報告
摘果というのは要するに間引きのことです。
蜜柑の木は実を必要以上にならせすぎてしまう性質があるので
適当に間隔を空けていまだ青い実を落としてやるのです。
大して今年は実をつけないであろうとたかをくくっていたのですが、
それはとんでもないことで、うじゃうじゃと実を成らす木が多く、
今年の作業の中で最も手間取ったものです。

(飯塚)


夏調査では、ヤノネカイガラムシといった害虫や、そうか病などの病気を調査しました。
数人でグループになり、1本1本調べ、ランク付けをしていきます。病気は見て一目で分かるので、比較的簡単でしたが、問題は害虫調査です。昔は枯死もあったようですが、いまは害虫の数が減ってきているようで、見つけるのが一苦労でした。
仲田さんにとっては喜ばしいかぎりなのでしょうが、初めて参加する私にとっては病害虫をなかなか覚えられなくて、害虫とそうでないものの区別があまりつきませんでした。みかん山に来る度に少しずつ覚えていければなと思います。

(小川)