みかん日記

省農薬ミカン園の様子や農薬ゼミの活動内容を伝えます。

4月13日 ゼミ報告

2012-04-14 10:06:16 | ゼミ活動
ゼミ担当の農学部M1岩本啓己です!

昨夜のゼミでは、農薬使用の歴史(宮本)・農薬の開発と安全性評価(加地)・残留農薬(日高)といったテーマを扱いました。
農薬の安全性については、「制度をきっちり整備することは大事だが、それらを管理・運営していくのは人間であって、人間がやることの不確実性や質の問題をよく認識し、データの公開や監視体制の充実を目指す必要があるのではないか」といった議論が行われました。

今後のお知らせです!
次週20日(金)は、農薬ゼミの創始者である石田紀郎先生の講演です。
「農業・環境の現場を歩いて40年」と題して、その経験と現代日本が抱える農業や環境の課題について語っていただきます。
また、27日(金)は、京都大学農学部准教授・田中千尋先生をお招きし、植物の病気のメカニズムについて、お話を伺います。
いずれも受付18:15~、講演18:30~で、農学部総合館E103教室で行います。
農薬ゼミHPの「連絡先・地図」をご参照ください。
事前のお申し込みは不要です。奮ってご参加ください!

また、京大農薬ゼミは「環境・農業系サークル合同説明会」にも参加します。
18日(水)と24日(火)の18:30~、京都大学吉田南キャンパス共西31教室で行います。
環境や農業に取り組む8つの団体が集まりますので、興味ある方は是非どうぞ!

以上、お問い合わせは岩本:kikuchiyo13yearsoldあっとyahoo.co.jpまで。
あっとはアレに変えてくださいね。

4月6日 2012年度初ゼミ報告

2012-04-06 22:04:52 | ゼミ活動
農学部M1の岩本啓己です。

今日のゼミでは、農薬の作用機構(担当:青木)と、その使用の実際(担当:岩本)というテーマを扱いました。
「農薬の作用機構」では、殺菌剤・殺虫剤・除草剤それぞれがどういった仕組みで防除しているのか、化学的な構造から見てみました。
「農薬の使用の実際」では、農薬の剤型や散布後の環境中での動きについて説明しました。
こうした勉強を重ねることで、農薬ゼミの省農薬ミカン園での農薬使用法を改善する端緒が得られれば良いと考えています。

来週のゼミ(4月13日)では、日高・加地・宮本の3人が農薬使用の歴史・流通・制度などについて発表します。
金曜18時30分から、場所は京大農学部総合館E103教室です!