みかん日記

省農薬ミカン園の様子や農薬ゼミの活動内容を伝えます。

農薬ゼミのブログです

2909-07-10 18:24:49 | 省農薬いろいろ

京大農薬ゼミは「農薬を減らした農業(省農薬)は可能である」を合い言葉に、日々活動している自主ゼミです。

主な活動内容活動は以下の三つです。

ゼミ(毎週金曜日18:30~@京都大学内(前期)・市民環境研究所(後期))

省農薬ミカン実験園での定期調査
省農薬ミカンの販売

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追いコン

2011-03-09 23:29:39 | 省農薬いろいろ
あけまして、おめでとうございます。
久々の更新になってすいません。

3月7日に農薬ゼミの追いコンを行いました。
場所は3条の中華料理屋でおこないました。
今年は、佐々木さん、富山さん、友広さんの3人が卒業して、来年から社会人になる事になりました。
社会人になられても、たまにはミカン山に遊びに来て欲しいです。



色紙


ゼミ生からプレゼント


OBのお二人が来てくださいました!


石田先生、和泉さんからプレゼント


集合写真


定員さんに指示する加地くん(今回は加地君のバイト先の店でした)

京都カナリヤ会

2009-07-12 20:32:28 | 省農薬いろいろ
先週の7月4日(土)に京都カナリヤ会の連続講座に参加してきました!


カナリヤ会は化学物質過敏症など、身の回りの化学物質で健康被害を受けている方を支援する団体です。(詳しくはHPをご覧ください⇒http://www.kyotokanariya.com)

カナリヤ会の方とは市民研の事務所を一緒に使わしてもらっているので、よくお会いします(・∀・)

会議中にご飯食べてたりと邪魔しちゃうことが多いですが(;´・ω・`A




今回の講座は中京区のこどもみらい館というところで行われました。“こども”と名前についているだけあって子供だらけでしたwww 会場にたどり着くまでここであってるのか、かなり不安になりました(´Д`υ)

講座の内容は京都府農林水産部 食の安心・安全推進課の野村英明さんと石田先生の講演というものでした。



会場には化学物質過敏症の方もこられていて、話を聞く機会もありました。

普段のゼミなどで化学物質過敏症について勉強したり、石田先生から話を聞く機会はあっても、実際に多くの化学物質過敏症の方が集まられている場所に行くのは初めてだったので貴重な時間を過ごせました!

中には、蛍光灯がついているだけでも手足がしびれるという方も居られて衝撃でした。



農薬は昔のものと比べ、急性毒性による事故で死ぬ人はほとんどいなくなっていますが、健康被害を受ける場合はまだまだ無くならないようです(´・ω・`)

農薬も含め、化学物質の問題はまだまだこれから取り組まれるべき事柄が多いように感じました。



卒業旅行☆

2009-03-04 18:08:10 | 省農薬いろいろ
今年卒業する4回生の3名で金沢・富山へ卒業旅行へ行ってきました

車で6時間かけて移動したのですが、当日は雪の心配もなく無事全行程を終えました。
4年間も一緒に働いてきた(?)仲間たちでしたが、意外に今回が旅行は初めてで、
「逆に新鮮」というやつでした。

朝8:30に晴天の中京都を出発し、休み休み車を転がし
昼の1:00には金沢の街にたどり着きました。

近江町市場で海鮮丼に舌鼓を打ち、兼六園で記念写真をとりました。
こちらも意外と3人で写真を撮ったことがなかったので新鮮でした。

3時には金沢を出発し、午後6時には目的地である富山の雨晴海岸に到着。
あいにくの曇り空で売りである風景は見えませんでしたが、達成感がありました。

夜は民宿の海の幸でおなかを脹らまし早々に夢の中でした。

次の日は朝9時に出発し、高岡市見学へ行きました。
義経岩→土蔵作りの街並→高岡大仏→高岡駅という感じで観光しました。
→が進むにつれて廃れ具合が半端なくなっていきましたw

夕方4時には富山を離れ帰途に着きました。
おなかが空く余地がなく、眠いは運転疲れるはの長旅でしたが、
この「逆に新鮮な」卒業旅行はすごく楽しかったです。

車の中では結局農薬ゼミの話しと、結婚の話ししかしませんでしたが。。。

また行きたいですね。次は誰かが結婚してからwww


太田
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ブログの更新が滞っていました
もうちょっとがんばります

松田さん送別会

2006-09-23 20:09:36 | 省農薬いろいろ
10月から、松田さんが関東のほうへ行くことになりました。
松田さんが農薬ゼミにやって来て12年、
これほど、長く農薬ゼミにかかわってきた人は、
あの方とあの方を除けば、2、3人しかいない。
今まで、本当にありがとうございました。

松田さんは、、
農薬をなるべく使わない方が良いとしている農薬ゼミにいながら
農薬を使う側の研究室に所属していたという経歴を持っている。
省農薬のみかんを売りながら、除草剤の研究をしているわけで
決して農薬ゼミが農薬の使用を否定しているわけではないのだが、
なかなか大変なこともあったと思います。




松田さんの送別会&飲み会で印象に残ったのは、
「有機農法は、慣行農法がつまらないから、やるんだ。」
「これからも有機農業と慣行農業のはざまで、もやもしたまま解決の道を探ることになる。」
という言葉だろう。

日本の農業をダメにした一因として、徹底的なマニュアル化が挙げられると思う。
今の農業は、言われたとおりに肥料を撒いて、農薬を撒いて、
栽培すれば出来てしまうようになってしまった。
誰でも、素人でも農業が出来るのである。
逆に、素人でないと出来ないのかもしれない。
ある種、職人であった百姓は誇りを失い、
消費者は、簡単に出来るものに高いお金を払うことが馬鹿らしくなってしまった。

そういった中で、有機農業は、農薬を減らしたらどうなるのか?
肥料を化学肥料から有機肥料に変えたら、どう吸収されるのか?
結果としての収量はどうなるのか?
いろいろな挑戦と失敗の繰り返しがあり、楽しいのである。
反対に無農薬のところをやむを得ず、農薬を撒くということも
形成されている農業生態系を破壊することであるから、
かなりの挑戦である。どういう影響が出るか分からない。

マニュアル化は、農業に限ったわけではなく、
大学の研究もそうであり、農薬ゼミの作業もそうなっている。
起こるはずの問題点が、マニュアルの中で自然に回避されているわけであるから
考えることが減るし、作業も効率化されている
かなり、楽になったことは確かである。その功績は大きい。
ただ、なんかツマンナイ。

これから、環境保全への要望から、有機農業、
それよりもオーガニック農業と言うべきか?
環境保全型農業と呼ばれるものが広まっていくことになる。
有機農業が一般化されるわけだから、マニュアルが必要ということになるかもしれない。
有機農業の安全神話や、農薬は危険でないから安全だという主張
いろいろな良くわからないものが渦巻いて、
何かもっと本質的なものが忘れ去られているような気がする。
これからも、もやもやしたものを抱えたまま、解決法を探るのだろう。
ただ、自分が納得できる、米や野菜、果物を作り続けたいだけなんだろうが

(吉野)