みかん日記

省農薬ミカン園の様子や農薬ゼミの活動内容を伝えます。

夏調査

2006-07-30 15:57:28 | みかん山報告

7月28日(金)~30日(日)
ミカン園の夏調査に行ってきました!! 内容は、病害虫調査と間伐区の樹勢調査です。今回は2回生中心ということで、色々ミスの連発でした 仲田さんや先生、先輩方に多大な迷惑をかけてしまい申し訳ありませんでした

まず出発前。買い出しリストに米を忘れていて出発直前に気付くという事態がもし気付いていないままだったら、主食なし…調査どころではなかったでしょう。次に出発前に雨に降られてメンバーの何人かが雨にやられるというハプニングもありつつ何とかミカン山に辿り着いたと思ったら・・・悟の家が空いてません仲田さんに調査の日を伝え忘れていたのです 既に12時過ぎていたのにも関わらず、仲田さんに来ていただき、なんとか中に入ることができました。本当にありがとうございましたm(_ _)mさて、29日調査の前からまたまたハプニングが!!みそ汁用の味噌がないのです結局、中華スープにしていただきました

こんな風に調査の前から、色々ハプニングがあったのですが、調査園に向かう時、5月に来た時生命力のなかったミカンの木が、遠目から見ても青々と生命力にあふれていて、ホッとしたのを覚えています。また、今回の調査では、雨が多かったからか、ヒラタカタカイガラムシなどここ数年ほとんど記録されていなかった虫を見つけることができました。また、例年に比べてヤノネカイガラムシが少なかった気がします。調査3回目となる私は、やっと虫の区別がつくようになりましたが、先輩方と比べるとまだまだだなぁと感じます。特に、夏の調査では見つけにくいルビロウムシを見つける先輩には脱帽です 今回の調査は経験者が多く、29日にほとんど終わらせることができ、30日は樹勢調査の一部しか残っていなかったので、早く帰ることができました。ただ、市川さんと話していて感じたことですが、朝の涼しい時間に調査をした方がはかどるので、全員で朝食の準備をするのではなく、来年は準備組と調査組に分かれてもイイかなと思います。メンバーの賛成が得られればですが… 他にもハプニングは色々とあったのですが、皆さんのフォローもあり、笑ってすませるような事で本当に良かったです。本当にありがとうございましたm(_ _)m

(オガワ)





最新のローテクによる持続可能型農業

2006-07-15 11:32:29 | ゼミ活動
7月14日担当者:富山


石油が枯渇する前に石油に頼らない農業を考える必要があるという考えから、「小さな農業の大きな可能性」というscientificamericanの記事をもとに発表しました。

水不足のために自給用のお米も取れなくなった1980年代のバングラディッシュの例が取り上げられました。そこで導入された技術が「ペダルポンプ」です。人力で竹製ポンプで、費用は工事費等のみで素材も竹なので費用面でも環境面でも「ディーゼルポンプ」等より有用でした。



今回のゼミではバングラディッシュの農業の歴史・地理的背景がなかったので、そこをもう少し踏み入って考察できるといいと思いました。


(太田)