みかん日記

省農薬ミカン園の様子や農薬ゼミの活動内容を伝えます。

仲田さんとの話し合い

2010-06-08 05:21:59 | みかん山報告
どうも。名無しです。

5/14~16 のみかん山で仲田尚志さんにインタビューをしました!
その簡単なまとめです。遅くなって申し訳ありません。

尚志さんは和歌山の省農薬ミカン園を35年以上やってこられた仲田芳樹さんの息子さんです。
昨年からUターンしてエンジニアから、ミカン農家になられました。現在、芳樹さんと共に、省農薬みかん園でミカンを作っておられます。



【尚志さんへのインタビュー】
※内容以外の言葉遣いなどは、読みやすいように変えております。また、農薬ゼミメンバーが聞いたので、高志さんとゼミメンバーには共通の認識としてあるが、読者は知らない内容などは、補っています。


《生活編》
・現在どのような生活を送っているか?
⇒Uターンする前の会社にて、週2日アルバイトしている。さらに、月に2回くらい大阪の部署に出張がある。 会社の仕事(プログラムを書く)のは趣味みたいなもん。
4月から大窪(省農薬みかん園がある所)の副区長をしている。お宮の役もしていて、いろいろと農家以外の仕事があって大変。
忙しくて今年はビワの出荷をほとんどやめている状態。みかんの方はこの時期あまり仕事がない。(僕たちが行った時は草刈をしておられました。)

・Uターンして感じる事
⇒みかん農家にならずにサラリーマンを続けていても楽しかっただろうし、こっちにきても、昔の友達に会ったりと楽しい。
いまを一生懸命やるしかないと思っている。


《農業編》
・農業について芳樹さん以外に教わる事はあるか?
⇒直接はないが、大窪の人がやってる事をみて学ぶ事はある。あと、叔父さん(土田さん:同じ大窪でミカン農家をやっておられる方)の手伝いをしに行ったりする。昨年から一年、日誌をつけている。
 除草や施肥は自分でできるようになった。剪定はまだ良くわからない。

・近隣の人と省農薬の話をする事はあるか?
⇒近隣の人には省農薬をうらやましがられる。

・今までのみかん園とのつながりは?
⇒(Uターンする前は)収穫のとき、仕事が無い土日に帰ってきて手伝う事はあった。除草や、植木は就農して初めてやった。

・省農薬についてどう思うか?
⇒下草刈りが大変。(ミカン園の全部を刈るのに5日くらいかかる)見た目がきれいなのは作れないが、省農薬はいい。

・ミカン以外にどんなものを作っているか?
⇒びわ、きゅうい、ふき、びしゃこなどを出荷している。


《ゼミ編》
・農薬ゼミの印象
⇒ありがたく思っている。若い人と話せて楽しい。

・インターンシップを受け入れたりできないか?
⇒手伝ってもらえたらありがたいけど、収穫とかの時期でないと全然仕事が無いときとかある。



以上、インタビュー報告でした。