つれづれに 

老いてゆく日々、興味ある出来事に私見を添えた、オールドレディーの雑記帳です。

ガーシーが怖くて何も言えないのか?・・・

2022-12-17 | あきれています

 近所のお宅の塀越しに白椿がいっぱい。平安時代の貴族の間で「高貴な花」「聖なる花」として扱われていたという。が、江戸時代の武士の間では花が首からぽとりと落ちる様を見て、縁起が悪い花とされたとか。備前焼の鶴首花入れには椿一輪がよく似合う。

 これまでも医療費の窓口負担増、介護保険負担限度額の変更、国民年金の保険料の納付期間延長等々、社会保障給付費に対する負担は増すばかりだ。さらに後期高齢者医療制度の保険料も、現在の年間上限額66万円を、2024年度に73万円、25年度に80万円と段階的に引き上げる。また65~74歳(前期高齢者)の医療費の費用負担も見直されるとか。
 そして今、防衛費増額の財源の一部を増税で賄うという。よく分からないが、専守防衛を旨とする日本に、これほどの防衛力の強化が必要なのか、いささか疑念が生じる。
 あれこれと国民に負担を強いるのであれば、国会議員も同様に痛みを覚悟してもらいたい。かねてから提案されている国会議員の歳費や定数削減は掛け声だけか。また病気で長期欠席の議員報酬削減案もしかりだ。さらに歳費とは別枠で月100万円が支給される調査研究広報滞在費(旧文書通信交通滞在費)の見直し問題はまたも見送られた。今年4月に名称や、支給方法を日割りに変更しただけ、結論を持ち越すのは3度目である。

 国会議員は国民の代表ではあるが、特権階級ではない。給料は国民の税金で賄われる。ならばきちんと政治家としての仕事をしてもらわねば…。NHK党のガーシー参院議員をこのまま放っておくつもりか。
 9日、国会議員に冬のボーナス314万2802円が支給された。参院選で初当選した新人は6割にあたる188万5681円。中東ドバイに滞在し、一度も国会に登院していないガーシーも対象だという。そして毎月、給与にあたる歳費129万4000円、調査研究広報滞在費100万円が支給され、夏と冬の年2回で計600万円以上のボーナスもある。また月額65万円の立法事務費も含めると、初当選から任期満了2028年7月までの支給額は2億円台半ば。これを税金の無駄と言わずして何という!
 ガーシーは詐欺容疑で逮捕されるのが怖くてドバイに逃げた卑怯な男だ。そんな犯罪者まがいの男が政治家とは、まったく情けない! ガーシーはインスタで「公約通り、海外でSNSを利用して政界・経済・芸能あらゆる業界の不正を暴露し裁いていくことで、この国の不満を一つ一つ解消していきたい」と言ったとか。それが政治家の仕事か。他人のスキャンダルで飯を食っている奴が何をほざく。裁かれるべきはガーシー、お前だよ! 
 それにしても与野党の議員はなぜ、この問題を厳しく追及しないのか、不思議でならない。まあ「スネに傷を持つ」連中は、余計なことを言ってガーシーにバラされたら困るから「お口にチャック」というわけか。
 またガーシーは「衆議院にはない良識の府参議院で最初に“リモート国会”を実現させようではないか、合わせて議院運営委員会の皆様のご協力をお願い申し上げます」と呼びかけたという。日本の将来をリモート国会で論じられてたまるか。ガーシーよ、お前は一生ドバイにいろ、帰ってこなくていい!
 昨今の政治家はあまりにひどすぎる。「枯れ木も山の賑わい」と、とにかく頭数を増やすことしか考えず、話題性があればすぐに立候補させる。以前から「議員の質・品格を担保する制度が必要。立候補にあたっての資格試験等が必要」という声がある。私も大賛成! この際、法改正して資格試験をぜひ実現させてもらいたい。

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