ヒロシの「迷宮グルメ」意外とおもしろいとです！・・・

　

　ヒロシが『Burgerhouse UZU』に来たとです！
　BS朝日で4月6日からススタートした、ピン芸人・ヒロシ（46）の異色バラエティー「迷宮グルメ異郷の駅前食堂」が意外とおもしろい。
　ヒロシが初めて訪れた海外で、地元住民に親しまれる駅前食堂を探し歩き、その土地ならではの味や人情味に触れる“紀行番組”である。
　英語力は「中学生レベル以下」（番組スタッフ）というヒロシが、片言の英語と、覚えたての現地語に身振り手振りを交えて、現地の人とコミュニケーションをとろうとする。その飾らない姿がいい。
　初回放送の訪問地はトルコ、ハンガリー、チェコだったそうだ。仕込みなし、アポなしのガチンコロケのなか、トルコではなぜかチャイ（お茶）を行き交う人々からもらう熱烈歓迎（？）を受けたという。しかし、次に訪れたハンガリーとチェコでは一転、大苦戦したとか。「都会の人は冷たいです…」とつぶやくヒロシ。

　何年前だろうか、「ヒロシです。」というつぶやきから始まる自虐ネタ。このフレーズが一時期大ヒットしたが、それもほんのわずか、いつの間にかテレビ画面から消えていた。が、2015年6月にカフェ＆カラオケ喫茶「ヒロシのお店」を開いたり、個人事務所ヒロシ・コーポレーションを設立したり、YouTubeでも結構、人気があるらしい。
　私は旅番組やグルメ番組が好きだが、ただ風景やグルメを紹介するだけではおもしろくない。ヒロシの番組には、思わずクスッと笑ってしまうようなおもしろさがあって、1回見たらまた次が見たくなる。今では毎週録画して見ているよ。