先日、明石に住む義妹から、クロネコのクール便が届いた。ドライバーさんが「すぐに冷蔵庫にいれてください」という。送り状の品名に「果物」とあるが、一体何を送ってくれたのかと楽しみにしながら開けてみた。ぷーんと甘い香りがして、ネットに包まれた大きな果物が2個、「本州最南端・佐多岬マンゴー」のシールが貼られてある。
昨今、東国原知事の宣伝のおかげで「宮崎マンゴー」が有名になったが、鹿児島県産のマンゴーがあるとは知らなかった。もっとも、高価な果物だから私の口に入るわけもないと、どこで栽培されているかなど気にも留めなかったのだが…。

義妹の実家は薩摩半島の先端、たしか枕崎の近くだったと思うが、ちょっと歩けば東シナ海の海辺に出られる町にある。もう20数年前になろうか、彼女のお父さんの葬儀に参列するため実家を訪れたことがある。その時、小さな子ども達と散歩がてら海岸まで歩いていった。数分歩くと、眼前に東シナ海の雄大な海が広がり、遠く水平線を望む景観は壮観であった。ちょうど台風が近づいているとかで、大きな波が押し寄せていたことを覚えている。だが当時は、錦江湾をはさんだ向かい側の佐多岬のことは全く知らなかった。
ネットにあった佐多岬の写真であるが、南端の断崖から50メートル沖の大輪島に日本最古の一つである佐多岬灯台がある。この灯台は、太平洋、東シナ海、錦江湾に面し、晴れた日には種子島、屋久島を見ることができるという。マリンブルーというのか、海の色が美しい。

マンゴーは果物の中でも多くのビタミンAを含んでいて、ベータカロチンなどの繊維質やビタミンB1・C及びカルシウム・リン・鉄などのミネラル類も豊富に含んでいて、栄養満点の果物だそうである。が、このあたりのスーパーでは1個何千円もするマンゴーなど売れるわけないのか、店頭に置いてあるのを見たことがない。
佐多岬産マンゴーは「アップルマンゴー」といわれ、佐多岬周辺の果樹園で栽培されているそうで、昨今はそのおいしさが評判になっているそうである。近年は贈答用に重宝されているそうで、ネット販売のサイトもたくさんある。アップルマンゴーは完熟前になると果実の下にネットをセットしておく。マンゴーが完熟すると果実の重みで自然にネットに落ちるので、それを毎朝回収するそうである。ネットに落ちたマンゴーは完熟したという証拠なので、それから3、4日のうちが食べごろということになる。
さて、マンゴーには切り方があるそうでネットで検索してみた。果実のヘタを上にし、実の細い部分を立てて、左右の実が厚くなるように種に沿ってナイフを入れ、三つに切る。種の部分は種を除いてあとは実を切り取って食べればよい。そして、左右の残った実の皮の手前までさいの目状にナイフをいれ、皮の部分を裏から押すように反り返らせると出来上がり…、とあるが、なかなかうまく反り返らない。種というから普通の丸い種を想像していたら全然違っていた。たて8センチくらい、よこ4センチくらい、厚さ1センチ足らず、白い板状でコウイカの甲に良く似ている。

海外のリゾート地などに行くと南国のフルーツをいろいろ食べさせてくれる。マンゴーも食べた記憶はあるのだが、切ってある実を食べただけで、丸ごと切って食べたのは生まれて初めてである。知らずに切っていたら種に当たってどうにもならないところだった。
オレンジ色の果実はとろけるようなやわらかさで果汁たっぷり、上品な甘み、ほんのりと甘い香りが漂う。こんな高級な果実を1人で食べられるなんて、こんな時だけは独り暮らしも悪くないと思う。今年は、6月におみやげ付きツアーでメロン、そして従妹からは自家栽培の白桃、義妹からは佐多岬産マンゴーと、めったに口にできない高級フルーツを堪能させてもらって、ああ、幸せ!
昨今、東国原知事の宣伝のおかげで「宮崎マンゴー」が有名になったが、鹿児島県産のマンゴーがあるとは知らなかった。もっとも、高価な果物だから私の口に入るわけもないと、どこで栽培されているかなど気にも留めなかったのだが…。

義妹の実家は薩摩半島の先端、たしか枕崎の近くだったと思うが、ちょっと歩けば東シナ海の海辺に出られる町にある。もう20数年前になろうか、彼女のお父さんの葬儀に参列するため実家を訪れたことがある。その時、小さな子ども達と散歩がてら海岸まで歩いていった。数分歩くと、眼前に東シナ海の雄大な海が広がり、遠く水平線を望む景観は壮観であった。ちょうど台風が近づいているとかで、大きな波が押し寄せていたことを覚えている。だが当時は、錦江湾をはさんだ向かい側の佐多岬のことは全く知らなかった。
ネットにあった佐多岬の写真であるが、南端の断崖から50メートル沖の大輪島に日本最古の一つである佐多岬灯台がある。この灯台は、太平洋、東シナ海、錦江湾に面し、晴れた日には種子島、屋久島を見ることができるという。マリンブルーというのか、海の色が美しい。

マンゴーは果物の中でも多くのビタミンAを含んでいて、ベータカロチンなどの繊維質やビタミンB1・C及びカルシウム・リン・鉄などのミネラル類も豊富に含んでいて、栄養満点の果物だそうである。が、このあたりのスーパーでは1個何千円もするマンゴーなど売れるわけないのか、店頭に置いてあるのを見たことがない。
佐多岬産マンゴーは「アップルマンゴー」といわれ、佐多岬周辺の果樹園で栽培されているそうで、昨今はそのおいしさが評判になっているそうである。近年は贈答用に重宝されているそうで、ネット販売のサイトもたくさんある。アップルマンゴーは完熟前になると果実の下にネットをセットしておく。マンゴーが完熟すると果実の重みで自然にネットに落ちるので、それを毎朝回収するそうである。ネットに落ちたマンゴーは完熟したという証拠なので、それから3、4日のうちが食べごろということになる。
さて、マンゴーには切り方があるそうでネットで検索してみた。果実のヘタを上にし、実の細い部分を立てて、左右の実が厚くなるように種に沿ってナイフを入れ、三つに切る。種の部分は種を除いてあとは実を切り取って食べればよい。そして、左右の残った実の皮の手前までさいの目状にナイフをいれ、皮の部分を裏から押すように反り返らせると出来上がり…、とあるが、なかなかうまく反り返らない。種というから普通の丸い種を想像していたら全然違っていた。たて8センチくらい、よこ4センチくらい、厚さ1センチ足らず、白い板状でコウイカの甲に良く似ている。

海外のリゾート地などに行くと南国のフルーツをいろいろ食べさせてくれる。マンゴーも食べた記憶はあるのだが、切ってある実を食べただけで、丸ごと切って食べたのは生まれて初めてである。知らずに切っていたら種に当たってどうにもならないところだった。
オレンジ色の果実はとろけるようなやわらかさで果汁たっぷり、上品な甘み、ほんのりと甘い香りが漂う。こんな高級な果実を1人で食べられるなんて、こんな時だけは独り暮らしも悪くないと思う。今年は、6月におみやげ付きツアーでメロン、そして従妹からは自家栽培の白桃、義妹からは佐多岬産マンゴーと、めったに口にできない高級フルーツを堪能させてもらって、ああ、幸せ!

鹿児島も宮崎と同気候でしょうから、美味しいでしょうね。
宮古島に行った時、1個千円位のマンゴーをお土産にしましたが、私も食べてみてすごく美味しかった記憶があります。
こちらでは、輸入物のマンゴーをスーパーなどで安く売っていますが香りが薄く買って食べようとは思いませんね。
そうそう、岡山産の白桃 百貨店で見つけたので奮発して買って帰り、冷やしていたら息子や孫が食べてしまって私の口には入りませんでした。
マンゴーって東国原知事によって全国的に有名になりましたね。
おいしいですが、手軽に買える果物でもないし、これが最後かなって…。
せっかく買われた白桃が全然口に入らなかったのは残念ですね。また、来年の夏にぜひどうぞ。