27日に東京・後楽園ホールで行われたプロボクシングの亀田3兄弟の次兄・大毅の試合後、「こんなんで勝ってうれしいのか」などのヤジを発端とする観客同士の乱闘が発生したそうだ。が、試合前から豪語していた3回KOなど、数々のビッグマウスの割には、小差の判定勝ちに終わったことで、あの興毅の微妙な判定勝ちから続く亀田騒動がまた再燃したということだろう。
8月2日の長男・興毅の試合後にも、その不遜な言動などに、一部から厳しい批判が出ていたが、この日の会場にも、今までのようにファンだけでなく、たくさんのアンチ亀田ファンも来ており、乱闘は、起こるべくして起きたという人もいる。
それにしても、今回は父親への批判の声が大きい。昨年6月の亀田興毅の試合直後でも、リングサイドで汚いヤジを飛ばした現役日本王者に対し、史郎さんがリング上からつかみかかろうとして、長男や周りから止められる騒動があったという。また、興毅の試合後、朝日テレビ番組生出演での言動が大きな波紋を広げ、今回も観客にあやうくつかみかかる寸前で周囲が必死に止めている様子の写真などには、本当に幻滅する。息子を守りたい気持ちは分かるが、プロスポーツにヤジや批判はつきもの、それを受け流すくらいの度量を持たねばなるまいに、いい歳をして自分が真っ先にキレてどうする。亀田一家の傍若無人な言動を、これまで大目に見てきたJBCや協栄ジムも、最低限の指導が必要であると誰もが思っている。
昨日、テレビ東京など2社のトップが会見を開き、亀田親子の言動に対して辛らつなコメントを、同時に、TBSに対しても、厳しい批判のコメントをしたという。そしてまた、TBSの井上弘社長は27日の定例会見で、大みそかにボクシングの亀田興毅選手の試合中継を行う予定はないと明言した。
また、WBAのルイス・パボン審判委員長は27日、8月2日のライトフライ級王座決定戦について、「試合のビデオを見た。わたし自身の採点では亀田が3ポイント差で負けていた」と発言したそうだが、なぜ、今頃、火に油を注ぐようなことを言うのであろうか。
昨日の朝日テレビのモーニングショーでもこの話題を取り上げていたが、前回の興毅の時には擁護の姿勢を示す数少ない一人であったスポーツコメンテーターの二宮氏も、今回は大毅に対するというより、父親に対して苦言を呈していた。そして、亀田兄弟の相手選手に対する態度を問題視し、「17歳、19歳の若者にマナーや常識を求めるのは無理としても、試合後に相手選手に対して敬意を払い、お互いの健闘を称え合うフェアーな態度を表すべきで、それでなくては単なる殴り合いになってしまう」と厳しいコメントをした。
一体何が原因でこうまですっきりしない試合に終わるのだろうか。一つには彼らのビッグマウスや不遜な言動が、常識ある人たちに不快感を持たせていることと、それに輪をかけたような父親の言動にも問題があるようだ。
先日、さんまが司会するテレビ番組に興毅が出演していたが、ボクシングに関わること意外では、割と大人しくなったかなと思える場面もあり、さんまの歯に衣着せぬ物言いにかかっては、さすがの興毅もただの19歳だった。中学校へもろくに行かず、ひたすらボクシングに精進したと聞くが、やはりボクシング馬鹿の無知な一面を見せる会話もあった。現役選手である限りはそれでも通るが、このままで引退した後に一般社会人として世の中が渡れるかどうか、大いに疑問である。
亀田親子も、二度にわたる騒動で、実力があれば何でも許されるという傲慢さを、世間は決して許容しないということ、常識をわきまえねば世の中は渡れないことがよくわかっただろう。親子の絆だけではなく、世間との絆もガッチリ結ばなければ誰も見向きしてくれなくなることを知ってほしい。
8月2日の長男・興毅の試合後にも、その不遜な言動などに、一部から厳しい批判が出ていたが、この日の会場にも、今までのようにファンだけでなく、たくさんのアンチ亀田ファンも来ており、乱闘は、起こるべくして起きたという人もいる。
それにしても、今回は父親への批判の声が大きい。昨年6月の亀田興毅の試合直後でも、リングサイドで汚いヤジを飛ばした現役日本王者に対し、史郎さんがリング上からつかみかかろうとして、長男や周りから止められる騒動があったという。また、興毅の試合後、朝日テレビ番組生出演での言動が大きな波紋を広げ、今回も観客にあやうくつかみかかる寸前で周囲が必死に止めている様子の写真などには、本当に幻滅する。息子を守りたい気持ちは分かるが、プロスポーツにヤジや批判はつきもの、それを受け流すくらいの度量を持たねばなるまいに、いい歳をして自分が真っ先にキレてどうする。亀田一家の傍若無人な言動を、これまで大目に見てきたJBCや協栄ジムも、最低限の指導が必要であると誰もが思っている。
昨日、テレビ東京など2社のトップが会見を開き、亀田親子の言動に対して辛らつなコメントを、同時に、TBSに対しても、厳しい批判のコメントをしたという。そしてまた、TBSの井上弘社長は27日の定例会見で、大みそかにボクシングの亀田興毅選手の試合中継を行う予定はないと明言した。
また、WBAのルイス・パボン審判委員長は27日、8月2日のライトフライ級王座決定戦について、「試合のビデオを見た。わたし自身の採点では亀田が3ポイント差で負けていた」と発言したそうだが、なぜ、今頃、火に油を注ぐようなことを言うのであろうか。
昨日の朝日テレビのモーニングショーでもこの話題を取り上げていたが、前回の興毅の時には擁護の姿勢を示す数少ない一人であったスポーツコメンテーターの二宮氏も、今回は大毅に対するというより、父親に対して苦言を呈していた。そして、亀田兄弟の相手選手に対する態度を問題視し、「17歳、19歳の若者にマナーや常識を求めるのは無理としても、試合後に相手選手に対して敬意を払い、お互いの健闘を称え合うフェアーな態度を表すべきで、それでなくては単なる殴り合いになってしまう」と厳しいコメントをした。
一体何が原因でこうまですっきりしない試合に終わるのだろうか。一つには彼らのビッグマウスや不遜な言動が、常識ある人たちに不快感を持たせていることと、それに輪をかけたような父親の言動にも問題があるようだ。
先日、さんまが司会するテレビ番組に興毅が出演していたが、ボクシングに関わること意外では、割と大人しくなったかなと思える場面もあり、さんまの歯に衣着せぬ物言いにかかっては、さすがの興毅もただの19歳だった。中学校へもろくに行かず、ひたすらボクシングに精進したと聞くが、やはりボクシング馬鹿の無知な一面を見せる会話もあった。現役選手である限りはそれでも通るが、このままで引退した後に一般社会人として世の中が渡れるかどうか、大いに疑問である。
亀田親子も、二度にわたる騒動で、実力があれば何でも許されるという傲慢さを、世間は決して許容しないということ、常識をわきまえねば世の中は渡れないことがよくわかっただろう。親子の絆だけではなく、世間との絆もガッチリ結ばなければ誰も見向きしてくれなくなることを知ってほしい。
でも、この場合亀田兄弟よりも周囲の大人の責任が大きいですよね。
お金になる子どもにみんなが群がって、その神輿に乗っている兄弟もかわいそうな気もします。