またまたわが地方紙の「こどものページ」から、初めて聞くニュースを一つ、原文のままで紹介する。
『罪を犯した人を収容する刑務所は、これまでは国が管理するのが常識でしたが、山口県美祢市に4月1日、運営のほとんどが民間の会社に任せる日本で初めての刑務所ができます。
正式には「美祢社会復帰促進センター」と呼ばれ、刑務所という文字はありません。罪を犯した人を刑務所の中で懲らしめるより、早く普通の生活にもどってもらい、働くことで罪を償ってほしいという気持ちがこめられているのです。
運営方法を変える理由の一つは、何でもかんでも国が管理するとお金がかかりすぎることです。美祢社会復帰促進センターは、国がつくって運営した場合と比べ、20年間で約48億円節約できます。
もう一つの理由は、限られたに人しか刑務所の中の事情がわからないために不正が起きやすく、いじめなどの事件が起きていることです。こうしたことを背景に、2004年に新しい方式の刑務所の導入がきまりました。
美祢社会福祉促進センターでは。警備、清掃、職業訓練など、ほとんどの仕事を警備会社など12の会社が共同で担当します。比較的軽い罪で、刑務所に入るのが初めての人ばかり約1000人が、ここで暮らします。
仕事を覚えてもらうため、刑務所の中には、パソコン教室があり、希望に応じてホームヘルパー、医療事務などの資格を得ることができます。コンクリートの高い塀や窓の鉄格子の代わりに、フェンスや強化ガラスを使用、居室も9割が個室です。見学者用の食堂を設けるなど構内の一部は、開放されます。
地元の人たちは、刑務所を受入れることで、給食の材料など資材の調達や、警備や清掃の仕事が増えるなどの経済効果を期待しています。島根県で、第2号の民間管理刑務所の新設がきまっているほか、栃木県や兵庫県の刑務所でも民間の会社による運営を取り入れる動きが出ています。』
世の中が変わったというのか、どうも私には理解しがたいものがある。たとえ軽い罪でも罪は罪で、その償いは厳しく辛いものでなくてはならない。このように鉄格子もない個室で暮らし、色々な資格を得ることができるなら、住むところも金もない人たちが入りたいがために罪を犯すようになっても困る。辛い境遇に置かれるからこそ罪を犯したことを後悔し、更正を誓うのであろうが、これで果たして懲らしめることになるのだろうか。また、警備を民間会社が担当するというが、民間警備会社員にどんな権限が与えられるのか、また、犯罪者の更正指導・管理は従来どおり刑務官がおこなうのであろうか。
初犯で軽い罪と言っても、一度罪を犯したものの再犯率は高いと聞いている。やはり刑務所は厳しく辛いところでなければ意味がない。なぜ国は、改正・実行が必要な懸案はもっと他にたくさんあるだろうに、どうでもいいことが優先されるのか納得がいかない。
『罪を犯した人を収容する刑務所は、これまでは国が管理するのが常識でしたが、山口県美祢市に4月1日、運営のほとんどが民間の会社に任せる日本で初めての刑務所ができます。
正式には「美祢社会復帰促進センター」と呼ばれ、刑務所という文字はありません。罪を犯した人を刑務所の中で懲らしめるより、早く普通の生活にもどってもらい、働くことで罪を償ってほしいという気持ちがこめられているのです。
運営方法を変える理由の一つは、何でもかんでも国が管理するとお金がかかりすぎることです。美祢社会復帰促進センターは、国がつくって運営した場合と比べ、20年間で約48億円節約できます。
もう一つの理由は、限られたに人しか刑務所の中の事情がわからないために不正が起きやすく、いじめなどの事件が起きていることです。こうしたことを背景に、2004年に新しい方式の刑務所の導入がきまりました。
美祢社会福祉促進センターでは。警備、清掃、職業訓練など、ほとんどの仕事を警備会社など12の会社が共同で担当します。比較的軽い罪で、刑務所に入るのが初めての人ばかり約1000人が、ここで暮らします。
仕事を覚えてもらうため、刑務所の中には、パソコン教室があり、希望に応じてホームヘルパー、医療事務などの資格を得ることができます。コンクリートの高い塀や窓の鉄格子の代わりに、フェンスや強化ガラスを使用、居室も9割が個室です。見学者用の食堂を設けるなど構内の一部は、開放されます。
地元の人たちは、刑務所を受入れることで、給食の材料など資材の調達や、警備や清掃の仕事が増えるなどの経済効果を期待しています。島根県で、第2号の民間管理刑務所の新設がきまっているほか、栃木県や兵庫県の刑務所でも民間の会社による運営を取り入れる動きが出ています。』
世の中が変わったというのか、どうも私には理解しがたいものがある。たとえ軽い罪でも罪は罪で、その償いは厳しく辛いものでなくてはならない。このように鉄格子もない個室で暮らし、色々な資格を得ることができるなら、住むところも金もない人たちが入りたいがために罪を犯すようになっても困る。辛い境遇に置かれるからこそ罪を犯したことを後悔し、更正を誓うのであろうが、これで果たして懲らしめることになるのだろうか。また、警備を民間会社が担当するというが、民間警備会社員にどんな権限が与えられるのか、また、犯罪者の更正指導・管理は従来どおり刑務官がおこなうのであろうか。
初犯で軽い罪と言っても、一度罪を犯したものの再犯率は高いと聞いている。やはり刑務所は厳しく辛いところでなければ意味がない。なぜ国は、改正・実行が必要な懸案はもっと他にたくさんあるだろうに、どうでもいいことが優先されるのか納得がいかない。
喜んで受け入れに奔走している地方自治体も哀れなものです。
あの新議員宿舎にしても、誰が決めて誰が許可して建てたのか、360億もの税金が使われ、一方では高齢者の負担増、腹の立つことばかりです。
刑務所なんて最低の環境でいい、民間でやれば節約できることがどうして国ではできないのか、お役人のすることは理解できません。
よろしくお願いします。
この環境が本当なら聞くだにうらやましいですね。
読みながら私も入りたい、と思いました。
確かに更正して再犯率が下がり、真っ当な職業につければ めでたしめでたし ですが・・・
今の世の中、食べていくのさえ難しく、いわゆる孤独死も多くなっているのに。過ぎたるは及ばざる如し、のような思いがいたします。
“ばーば”さんのブログにも伺いたいのですが、ブログをおもちですか?。
受刑者への差別と取られるかと思っていましたが、私だけではないと安心しました。
他にやってほしいことはたくさんあります。正直に生きている者より、罪を犯した者への優遇が優先されるような世の中は間違ってますよね。
罪と罰は表裏一体のもので、刑務所が楽園のようになっては入居者希望が増えるでしょう。
それというのも、死刑判決が出ても、死刑の執行が遅れていたりするので、犯罪者が収容しきれない多数となり、定員オーバーとなるのではないかと思います。
犯罪者が増え収容できないのなら、国は刑務所を作るべきです。変な時代になりましたね。
罪を犯した者を優遇するというのには腹が立ちます。人権人権というけど。受刑中に人権など与える必要なしと思います。衣食住と与えられて、技能まで取得できるなんておかしい。
日本は刑が軽すぎる。アメリカみたいに禁固何百年なんてのがいいですね。
総予算はかなり削減されたけど、期待していたほど地元にはお金が落ちなかったとか。都心の業者がどかっと入ってきて、思ったように地元の業者が出入りできなかったって。
あ、ちなみに脱走者が出たときの練習してたけど、セ○ムの警備員は取り囲むまでしかできず、刑務官が来るのを待って拘束してたよ。ちょっとなんだかなぁ~って感じでしたわ。
特集でやってたのは知らなかった。でも、変な刑務所になるだろうね。
受刑者にビビる警備員がいたりして、どうなるのかね。
★ティエラさま
あなたのブログの“亮”さんからコメントを頂きました。また輪ができたみたい。
「ゆとり受刑」はおもしろいね。
★lohasさま
高齢者でお金も家もない人が、老人ホーム代わりにしたりしてね。
これで懲らしめたことになるかどうか、だれがこんなものを考えたのか責任者出てこいって言いたい。