文部科学省が全国の教育委員会などに対し、小中学生が通学するときの荷物の重さに配慮するよう求める通知を出した。子どもの荷物が重くなっている背景には、小中学校の授業時間数の増加に伴い、教科書のページ数も増えていることがあるという。
全国では既に、宿題に使わない教科書を学校に置いて帰る「置き勉」を認めたり、特定の日に持ち物が偏らないよう、数日に分けて持ってくるよう指導したりしている学校もあるらしい。
昔の教科書やノートはB5サイズだったが、現在はA4サイズが主流。そのため今のランドセルは昔のものに比べて一回り大きく作られているという。どうりで最近の「ピッカピカの1年生」は、まるでランドセルが歩いているように見えるのも、ランドセルが大きくなったからだったんだ。可哀そう!
ランドセルメーカーのセイバンが今年3月、小学生の母子2千組を対象に調べたところ、最も荷物が重い日は平均で約4.7キロあり、ランドセルの重さを含めると約6キロの荷物を背負っていた。また、首などに何らかの痛みを訴える子どもが約3割いたという。
しかし、ランドセルを軽くすることが、子どもにとっていいことだとは言い切れない、という人もいる。ある姿勢改善トレーナーが言うには、幼稚園時期に体幹を徐々に鍛えないまま過ごし、小学生になって重たいランドセルを背負うようになると肩こりや腰痛を起こしやすくなるという。
そういえば、昔の子どもはそこら辺を走り回って遊び、どこへ行くにも歩く。親の手伝いで重いものも運ぶ。だから自然と頑丈な体になって、少々のことにはへこたれない。が、最近の子どもは小さい時からどこに行くにも車で、歩くことが少なくなった。外で走り回って遊ぶということもしない。重いものを持って歩くなんてことは親がさせない。そういう環境で育った軟弱な体には、約6キロものランドセルは重くて苦痛だろう。
私はスイミングに行くとき、以前は水着やタオル類、化粧品やドライヤー、飲料水などなど、必要なものを大きなバッグに入れて肩に掛けて行った。が、それが重くて、しょっちゅう右肩や左肩に掛けかえていた。
昨年、肩に掛けるより背負う方が楽チンだろう、そう思ってリュックに変えた。リュックは両手が空くから便利はいいが、背負ってもやはり重い。かえって肩がこって腰まで痛くなって期待したほど楽チンではない。約1年辛抱したが、最近は年のせいか重いのがこたえる。
他に何かないかと考えていたら、図のようなキャリーカートがあるのを思い出した。それにリュックを乗せて引っ張ってみた。電車に乗るときはそのままでよし。自転車に乗るときは、持ち手のところを折って前カゴに入れればちょうどいい具合に入る。背中に背負うよりよっぽど楽チンだ。もっと早く気づけばよかったなあ!
小さな子どもがランドセルが重くて苦痛に感じる。それが毎日のことだから可哀そうだ。文科省の判断はいいと思うし、「置き勉」もいい。私なんか高校3年の終わり近くには、もう「置き勉」をやったり、他の学級の友達と教科書の貸し借りをしたり、ずいぶん横着したもんだ。真面目な生徒がすることではないけど…ネ。
正しい姿勢は一生を通じて健康へ繋がる大切な道しるべ。
老いてからではもう遅い!成長期こそ大人が適切な判断で良い結果が生まれるよう導いてあげなければね。
老女組は手荷物は最小限に、肩に負担掛けると不思議と身体全体に大きな支障がのしかかってきて辛い!!!
キャリーカートは本当に有難い優れもの
sirousagi も色々試して結局は一番古くから(まだ膝も立派に働いていてくれていたころの物)時々出番の有った折り畳み式のこれに頼っています。
ブランドやデザインなんて二の次三の次
軽くて丈夫で融通の利くキャリーカート{/up/
私などの時代はランドセルがあったかどうか、それすら記憶にありません。
最近は夏休みに帰省する子どもに祖父母がランドセルをプレゼントするのが当たり前になっているそうで、スーパーにもランドセルがたくさん展示してありました。小学校はランドセルでなければいけないのでしょうか?
口だけは達者ですが加齢とともに握力や腕力、脚力は衰える一方、今は2キロのコメ袋を下げるのがやっと、情けないことです。
少し前に100均で5キロの握力トレーニングッズを2個買ってきて、毎晩30分NHKニュースを見ながら握力を鍛えています。効果のほどは分かりませんが…。
私のキャリーカートは1600円、5年ほど前に買った物ですが、安くて軽くて重宝しています。が、これを引っ張ることができなくなったらもう終わりですね。
腰痛や肩こりはないのですが、スマホばかりしているせいか首コリが最近ひどいです。
毎日の職業訓練所通い、頑張ってますね。だいぶ涼しくなって出かけるのも楽になったでしょう。
スマホによる首のこりや痛みを訴える若者が増えているとか。それとスマホに夢中で事故に遭うという例も…。気をつけてくださいね。