SANSPO.COMの「今日は何の日?」をみたら、記念日としては、もちろん「七夕」。そして、「ゆかたの日」、「川の日」で、できごととしては、「ロンドンでサミット中に同時爆破テロ(2005年)」だそうである。そして、もう一つ、「昭和天皇の相続税公表(1989年)」というのがあった。
『昭和天皇の相続税の申告がおこなわれ、課税遺産総額約18億6900万円、遺産相続される天皇陛下が相続税およそ4億2000万円を納税したと発表されたのが1989(平成元)年のこの日。天皇家の私有財産が公表されるのは、新憲法下で初めてのこと。財産のほとんどは、戦後天皇家に残された現金1500万円を運用した金融資産で、その他の財産は美術品で約800点。皇位とともに伝わる“由緒ある物”として「三種の神器」など約600点は、非課税扱いとなる』とあった。
天皇家に私有財産があったなんて、初めて知った。イギリス王室の私有財産はすごいとは聞いているが、日本の天皇家にもこれほどの財産があったとは…、また、今上陛下が相続税およそ4億2000万円を納税したというのにも驚いた。
戦後に1500万円を運用した金融資産だというが、資産運用を任された担当者は大変な重圧だったろうと思う。戦後から今日まで、同じ担当者であるはずはないし、入れ替わり立ち代りしたであろうが、約40年間で1500万円が18億6900万円とは…。関わった者たちの腕前は相当なものであろうと感心もしたが、と同時に、ちょっと秘訣を教えてもらえないかなあ、なんてさもしいことを考えた。
下種の勘繰りであるが、今上陛下は一括現金で納税されたのだろうか。昔ならこんなことを書くと「不敬罪」でしょっ引かれて牢屋へ放り込まれたであろう。また、こんなことが公表されるはずもないし、これも時代が変わったということだろう。
今日は七夕である。梅雨の晴れ間で青空が見えてはいるが、夜までもつかどうか。ここ久しく天の川を眺めたことがない。子ども達は学校や幼稚園で定番の行事としてみんなで七夕飾りを楽しむのだろうが、もうこの歳になるとそれも遠い昔のこと。
私が小学生の頃は母方の祖母の家に厄介になっていたので、朝早くおきて従兄弟たちみんなで、田んぼの稲や草花の葉に残っている朝露を容器に集め、持ち帰って硯に入れ墨をすっていた。その墨で書くと習字が上手になるし、願い事が叶うという言い伝えがあったらしく、みんな下手ながらも一生懸命短冊に書いたものである。
そして、夜になると空を見上げ、天の川を探した。中国の伝説にある、牽牛星と織女星とが7月7日にこの川を渡って、年に一度だけ出会うという、それを信じていた純な時代であった。貧しい生活の中にも、昔から受け継がれたこういう慣わしがたくさんあったようで、こういうことから家族の絆が保たれていたのかもしれない。
今ではそういう風流なこともしなくなったのか、聞いたことがない。どうか彦星と織姫との年に一度の出会いが叶いますように、神様、粋な計らいをお願いしますネ
『昭和天皇の相続税の申告がおこなわれ、課税遺産総額約18億6900万円、遺産相続される天皇陛下が相続税およそ4億2000万円を納税したと発表されたのが1989(平成元)年のこの日。天皇家の私有財産が公表されるのは、新憲法下で初めてのこと。財産のほとんどは、戦後天皇家に残された現金1500万円を運用した金融資産で、その他の財産は美術品で約800点。皇位とともに伝わる“由緒ある物”として「三種の神器」など約600点は、非課税扱いとなる』とあった。
天皇家に私有財産があったなんて、初めて知った。イギリス王室の私有財産はすごいとは聞いているが、日本の天皇家にもこれほどの財産があったとは…、また、今上陛下が相続税およそ4億2000万円を納税したというのにも驚いた。
戦後に1500万円を運用した金融資産だというが、資産運用を任された担当者は大変な重圧だったろうと思う。戦後から今日まで、同じ担当者であるはずはないし、入れ替わり立ち代りしたであろうが、約40年間で1500万円が18億6900万円とは…。関わった者たちの腕前は相当なものであろうと感心もしたが、と同時に、ちょっと秘訣を教えてもらえないかなあ、なんてさもしいことを考えた。

下種の勘繰りであるが、今上陛下は一括現金で納税されたのだろうか。昔ならこんなことを書くと「不敬罪」でしょっ引かれて牢屋へ放り込まれたであろう。また、こんなことが公表されるはずもないし、これも時代が変わったということだろう。
今日は七夕である。梅雨の晴れ間で青空が見えてはいるが、夜までもつかどうか。ここ久しく天の川を眺めたことがない。子ども達は学校や幼稚園で定番の行事としてみんなで七夕飾りを楽しむのだろうが、もうこの歳になるとそれも遠い昔のこと。
私が小学生の頃は母方の祖母の家に厄介になっていたので、朝早くおきて従兄弟たちみんなで、田んぼの稲や草花の葉に残っている朝露を容器に集め、持ち帰って硯に入れ墨をすっていた。その墨で書くと習字が上手になるし、願い事が叶うという言い伝えがあったらしく、みんな下手ながらも一生懸命短冊に書いたものである。
そして、夜になると空を見上げ、天の川を探した。中国の伝説にある、牽牛星と織女星とが7月7日にこの川を渡って、年に一度だけ出会うという、それを信じていた純な時代であった。貧しい生活の中にも、昔から受け継がれたこういう慣わしがたくさんあったようで、こういうことから家族の絆が保たれていたのかもしれない。
今ではそういう風流なこともしなくなったのか、聞いたことがない。どうか彦星と織姫との年に一度の出会いが叶いますように、神様、粋な計らいをお願いしますネ

オールドレディーさんのブログは、毎日勉強になります。
「へ~そうなんや~」と思ったり、楽しみにしているのですよ♪
天皇家の事は、全然知りませんでした。
納税額にはビックリですよね。
近くの消防署で、七夕の願い事を書くコーナーが外に置いてあり、笹の木もありました。
もし願い事が叶うなら、「愛知県に住みたい!」ですね(笑)
いつも読んでいただいてありがとう。励みになります。
本当に短冊に願いを書いてぶら下げてみたらどうですか。叶うかもしれませんよ。いいえ、林君が叶えてくれるかもネ。
今日は天の川が見られたらいいですね。1年に1度しか会えない彦星・織姫がかわいそうだから…。
あなたの家も子どもさんができたら七夕飾りをするでしょうね。早くそうなるように願い事を書いてください。(大きなお世話?)
これで、もし赤字にでもなったらどうするのですかね。
それから、九州は大雨ですが、東海地方は明るく晴れてきました。天の川を眺められそうです。
昔だったら信じられない話ですね。でも、これだけの私有財産があるとはちょっと驚きましたね。これは代々受け継がれるもので、使うことはないのでしょうか。(余計なお世話でした)
天の川が見られそうだとか、よかったですね。
昭和20年代の貨幣価値はわかりませんが計算上は1500/187000=約124倍です。製鉄、電気、ガス、石油など半ば国策的な企業の株でしたら変動がが無くても増資もあるし配当もあるしリスクが少ないから、それくらいになるのではないですか。むしろ少ないくらいです。郵便貯金の利子だって40年たてば元利含めて40~50倍になってますものね。元のない私には関係ない話ですが。
生活費に使うこともないから、ずっとそのまま運用されていたのですね。放っておけば自然に増えたということですか。それにしても時代劇なら将軍様が税金を払うとは考えられないことですね。
皇位継承の度に相続税を払わなくてはならないのでしょうね。持てる者の悩みでもあります。
今日はせっかく七夕なのに、うちからは曇り空で織姫のベガも彦星のアルタイルも見えません。
ちょっと寂しい気がします。
私も天皇家は毎年の皇室予算で成り立ってると思ってましたから、私有財産があるとは以外でした。でも、どういう場合に使われるのでしょうね。
せっかくの七夕も曇り空で全然星は見えませんでした。ベガとアルタイルですか、響きがいいですね。気の毒に無情にも神様は会わせてやらなかったのですね。でも、ロマンチックでいい