令和5年11月27日
津山産小麦使いレシピ作り挑戦 津山東高生 カレーパンなど10品
津山市産小麦の普及に向け、津山東高(同市林田)食物調理科生が小麦を使った料理のレシピ作りに挑み、
焼きカレーパンや肉まんなど10品を考案した。
高校生に呼びかけた地元スーパーが出品作を近く冊子にまとめ、店頭などで配る予定。
スーパー・マルイ(同市上河原)が、活力ある地域づくりに取り組む企業などに助成する岡山県美作県民局の
美作国創生公募提案事業に採択されたのを受けて実施。
同科の1~3年生20人が2人一組でレシピを考え、コンテストも実施した。
グランプリの「焼きカレーパン」を手にする柴田さん(右)と森さん
焼きカレーパンはグランプリに輝いた品で、1年の柴田真音(まのん)さん(16)と森菜奈実さん(15)が提案。
市産のパン用小麦「せときらら」でパン生地を作り、小麦の風味を生かすため揚げずに焼いて仕上げた。
中身のドライカレーは具材に地元のサツマイモやトマト、タマネギを使い、水分のみで炒めてうまみを際立たせた。
津山市産小麦の料理レシピコンテストで入賞した4品
入賞は他に3品で、
▽せときららの強力粉でふっくらと仕上げた生地に地元のそずり肉、エビ、チーズと
ブルーベリージャムを包んだ3種の肉まん
▽市産小麦「ふくほのか」を使い、市産のホルモンとショウガを混ぜて焼き上げ、
みそベースのソースをかけたお好み焼き
▽外はカリカリで中はもちもちのせときららの生地に同市久米地域産新高梨と岡山県鏡野町産蜂蜜をのせたピザ―が選ばれた。
柴田さんと森さんは「何回も試作したので評価されてうれしい。
津山の食材の魅力が伝われば」と喜び、コンテストで審査員を務めた松田欣也社長は
「高校生の提案を小麦の地産地消に生かしたい」と話している。
津山東高校の生徒さんは、AKファームの小麦(せときらら)圃場を見学していただきました。
カレーパンを食べてみたいです。
津山東高校食物調理科の生徒の皆さんがAKファームを見学 - 安東伸昭ブログ (goo.ne.jp)