令和5年11月17日
大谷翔平選手MVP獲得
米大リーグの最優秀選手(MVP)が16日(日本時間17日)に発表され、エンゼルスからフリーエージェント(FA)となった大谷翔平選手(29)が
ア・リーグで2年ぶり2度目の栄冠に輝いた。
受賞おめでとうございます。
全米野球記者協会の担当記者30人による投票で全員が1位票を投じる「満票」となり、2度目の満票MVPはメジャー史上初の快挙。
日本選手初の本塁打王にメジャー初の2年連続「2桁勝利、2桁本塁打」を達成するなど、投打「二刀流」での歴史的な活躍で圧倒的な支持を集めた。
今季はシーズン終盤に右肘手術などで離脱したが、リーグ最多44本塁打、打率3割4厘、95打点と好成績をマーク
。出塁率4割1分2厘、長打率6割5分4厘などもリーグトップだった。
投手としては規定投球回には届かなかったものの、チーム最多の10勝(5敗)を挙げた。
大谷選手は岩手・花巻東高から2013年にドラフト1位でプロ野球・日本ハムに入団。
ポスティングシステムを利用して18年にエンゼルスに入団し、1年目に新人王に輝いた。
21年には投手として9勝2敗、打者で46本塁打、打率2割5分7厘、100打点をマークして、
日本選手では01年のイチロー選手(当時マリナーズ)以来のMVPに。
今年3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で日本代表「侍ジャパン」を世界一に導き、大会MVPにも選ばれた。
193センチ、95キロ。右投げ左打ち。