平成31年1月16日
ようやく動き出した防災用のタブレット端末導入
平成28年12月議会での質問
【質問】
津山市地域防災計画書がございます。地震対策編、それから風水害対策編、津山市防災配備体制要領ですが、実に400ページを超える相当量のページ数になります。
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これ以外にも防災ハザードマップなどもあります。
地区防災計画も新たにでき上がります。
常に防災ハザードマップや地域防災計画書等を持ち歩くことは、無理があります。
防災に特化してタブレット端末の導入を検討する時期に来ているのではと考えます。
【答弁】
防災に特化した職員への多くの防災情報が携帯できるタブレット端末の配備は、御提案いただいた多くの防災情報の掲載のほか、現地被害状況等を本部に伝える相互通信機能の面でも可能性があるものではないかと考えます。
津山市では、現在市内へ配置する情報連絡員や支所、出張所職員の巡回等を行う職員との通信として、ハンディー型や車載型のデジタル防災無線や職員を配置する施設の固定電話、職員向け災害情報メールでの本部からの情報送信の活用を行っておりますが、この通信機能の向上、多重化も課題と捉えております。
タブレット端末の導入につきましては、財政的観点のほか通信環境の把握、情報管理上のセキュリティー等も課題として上がってくるものと考えております。
まずは、通信手段の確保、向上に向けた取り組みの中で、タブレット端末をその媒体候補の一つとして、他市の状況などを研究してまいりたいと考えております。
追加
「準天頂衛星みちびき」の活用について(H31.1.15)
「みちびき」からの位置情報を地図上に反映させるシステムを国、県が開発して、市町村に配布することで、災害対策本部での場所特定も容易になると考えます。
30年前に見学した「けいはんな学研都市」内の
、「国際電気通信基礎技術研究所(ATR)」での基礎研究の現場が思い出されます。
当時、「テレビは有線・電話は無線」との考えで都市インフラを考えたものですが、現在ではすべて「無線」の時代ではないかと考る。
「提案」
産業支援センターが中心となり、「けいはんな学研都市」の研究所の視察を検討してはと考える。
身近では、大阪府北部丘陵地の「彩都」内の「ライフサイエンスパーク」の研究所も視察をお勧めします。